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米FDA、電子タバコ用リキッドに関する調査を開始。流通状況から肺疾患急増の原因を探る

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月20日, 午後04:00 in Politics
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アメリカ食品医薬品局(FDA)が、フレーバー付き電子タバコの流通に関する調査を開始しました。これは米国で電子タバコに関連すると見られる肺疾患の報告数が530以上に急増し、7人の死者が出ていることを受けての動きです。

当局は、疾患の急増について電子タバコ用リキッドに含まれる科学物質を吸引したことが原因の可能性があると考えています。原因となる物質はまだ特定されていないものの、症状には咳や息切れ、吐き気、下痢、疲労感などさまざまなケースがあり、すべてのケースは電子タバコを使用したことから始まっているとのこと。

影響を受けた人の中にはTHCが含まれる者を使用した人がいれば、ニコチン入りのもの、さらにはTHCとニコチンを同時に使用したひとまでいる模様。一部の人は正規に流通しているものではない製品を使用していました。

FDAのタバコ製品センター長のMitch Zeller氏は、当局の調査は規制された薬物を使用した個人を対象とする者ではないと述べています。またアメリカ疾病予防管理センター(CDC)のAnne Schuchat氏は、調査は複数の州に渡っておこなわれ、広範な製品群を対象とした数百件の例を対象としているとしました。

今回の調査によって、大量に出回っている電子タバコ用リキッドの数々から違法な薬物、もしくは有害な化学物質がざくざくと出てくる、と言った展開があるかもしれません。ニコチンを添加したリキッドを蒸気にして吸引する電子タバコ使用者数は規制の緩かった欧米で近年増加しています。近年ではミントやフルーツなどのフレーバーを加えたものが多く増え、未成年の電子タバコ使用者が急増する状況となっています。

疾患の急増の原因として、この風味成分が健康に何らかの影響を与える可能性が指摘されています。またニコチンやマリファナの有効成分であるTHCなどを含むリキッドによる若年層への中毒化の懸念も出ており、ミシガン州やニューヨーク州はフレーバー付き電子タバコの販売を禁止する措置を講じました。米国以外でもインドが先日、電子タバコ製品を事実上禁止しています。




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