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iPhone 11シリーズ、新たな電源管理システムを搭載。バッテリー劣化によるパフォーマンスへの影響を軽減

「意図的な低速化」騒動で懲りているようです

Kiyoshi Tane
2019年9月21日, 午後12:35 in iphone
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発売されたばかりのiPhone 11シリーズはバッテリー駆動時間の長さが強調されていますが(特にiPhone 11 Pro Maxは「iPhone史上最長」とのこと)、さらに長期間使用しても性能が低下しにくい、新たな電源管理システムが内蔵されていることが明らかとなりました。

アップル公式の新たなサポート文書によると、iPhone 11シリーズの全てには、バッテリーの劣化に伴うパフォーマンスへの影響を軽減するための新たなソフトウェアおよびハードウェアシステムが組み込まれているとのことです。

本システムは常時オンになっており、バッテリーが経年劣化しても可能な限り最高のパフォーマンスを実現できるように機能するもの。iPhone 11シリーズの最大電力ニーズは動的に監視され、それにリアルタイムで対応できるべくパフォーマンスが管理されると述べられています。こうしたしくみはiPhone過去モデルのバッテリー/電源管理システムよりも高度で、バッテリーの老朽化によるパフォーマンスへの影響を軽減できるとのことです。

要は「バッテリーが経年劣化してもパフォーマンスが落ちにくくしています」という趣旨です。念を押すように強調されているのは、おそらく2017年末に世界を騒がせた「iOSによる電池劣化iPhoneの意図的な低速化」問題ありきのことでしょう。

いわゆる低速化問題は、それがたとえアップルの説明通りに予期せぬシャットダウンを防ぎiPhoneのハードウェアを保護するためだったとしても、導入時にユーザーに対して全く説明されていませんでした。そうした信用低下を回復するため、アップルは2018年内のほぼ1年にわたってバッテリー交換費用の値下げを余儀なくされた経緯があります。

アップルはiPhone 8、iPhone 8 PlusおよびiPhone X(いずれも意図的な低速化問題の発覚前に発売)の時点でも新たな電源管理ハードウェアが内蔵されていると述べており、この方面で着々と技術革新を重ねているようです。

その一方で公式サポート文書では、影響が軽減されるとしても、iPhone 11シリーズのバッテリーも全てのリチウムイオン電池と同様に経年劣化するとの事実確認を忘れていません。

「バッテリーの状態とiPhoneが処理しているタスクに応じて、アプリの起動時間が長くなる、フレームレートが低くなる、通信速度が低下する、バックライトが暗くなる、スピーカーの音量が下がる」といった例が挙げられており、クレームを未然に防ぐ意図がありそうです。



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Via: 9to5Mac
Source: Apple
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