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ダイムラー・グループが内燃機関の新規開発を中止。EVに注力へ(訂正)

規制や高コストが影響してエンジンの新規開発は厳しい模様

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2019年9月24日, 午後06:50 in technology
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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2019年9月19日(現地時間)、ドイツの自動車雑誌Auto Motor Und Sportが、「ダイムラー・グループが内燃機関、つまりエンジンの新規開発を中止し、EV専用パワートレインの開発に注力する方針を固めた」と報じました。

ダイムラー・グループは、2019年3月にフォルクスワーゲンやBMWと共にEV車に集中する意向を示していましたが、今回ダイムラーの開発責任者であるMarkus Schaefer氏が次世代のエンジンを開発しないことを改めて説明しました。

Schaefer氏は、エンジンの開発中止の背景には、エンジンに関する規制の強化や高すぎる開発コスト、さらには開発スケジュールの長期化などが挙げられるといいます。そのため、エンジンにかけるリソースをEV開発に移行し、EVへの最大の転換期を迎えたタイミングで乗り遅れないように準備することが重要なのだそうです。

ダイムラーの前身であるダイムラー・ベンツを立ち上げたカール・ベンツは、世界で初めてエンジンの自動車を開発した人物(自動車の特許を取得)で、ダイムラーにとってエンジンは企業の魂といえるものです。それを手放さざるを得ないほど、EV化の波が自動車業界に強く押し寄せているのかもしれません。

とはいえ、まだエンジン車の需要は高いため、エンジンに関するすべての取り組みを中止するのではなく、既存製品の改良や改善は引き続き進めるとのこと。

ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツでは、すでに完全EVのSUVなどをラインアップしており、今後は2022年までにすべての車を電動パワートレインにするとしています。同じくダイムラー傘下の三菱ふそうのEVトラックは、販売した車両の走行距離が全世界で延べ100万km(およそ地球25周分)に達するなど好調です。こうしたことも、EVへの移行に影響しているのでしょう。

巨大自動車メーカーであるダイムラーがEVに完全シフトすれば、今後は共同声明を発表したフォルクスワーゲンやBMW以外のメーカーもEVに集中する方針を固めるかもしれません。そうなった場合、現在EV車のトップメーカーであるテスラの包囲網がより強固なものになるでしょう。

※訂正:初出時ガソリンエンジンと記載していましたが、正しくはディーゼルエンジンも含めた内燃機関の開発をとりやめるが正しいため、それに合わせて本文を修正いたしました。




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関連キーワード: BMW, Daimler, electric cars, ev, technology, Tesla, vw
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