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ボルボ、初の市販EVとなる「XC40」の電動パワートレインを公開

日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞したXC40のEV仕様

Hirokazu Kusakabe
2019年9月27日, 午後12:30 in transportation
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日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞したボルボのコンパクトSUV「XC40」に、電気自動車バージョンが加わります。10月16日に予定されている実車発表に先駆け、ボルボ・カーズは内燃機関を電動パワートレインに置き換えた車台の画像を公開しました。

ボルボによれば、同社初の純粋な電気自動車となるXC40は、「路上で最も安全なクルマの1台」になるとのこと。もちろん、安全性に定評あるボルボのクルマですから、ガソリンやディーゼル・エンジンを搭載する既存のXC40も、高度な安全機能を標準で装備していることが、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員にも高く評価されました。

VOLVO XC40

しかし、電気自動車版XC40には、さらに先進的な安全運転支援システム「ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)」が初搭載されることになります。複数のカメラとレーダー、センサーを統合したこのADASは、ボルボ・カーズと同じスウェーデンに本拠を置く自動車関連エレクトロニクス会社Veoneerとのジョイント・ベンチャー、Zenuityがソフトウェアを開発。ディープラーニング技術によるアルゴリズムを使用することで、これまで以上に高度な衝突回避、運転アシスト、そしてコネクテッドセーフティなどの安全機能を備えるとのことです。

VOLVO XC40 EV

ADASはいわゆるアクティブ・セーフティ、事故を起こさないための技術ですが、さらにボルボはXC40をEV化するにあたり、パッシブ・セーフティつまり車体の受動安全性も強化しました。エンジンがなくなったフロント部分は完全に設計を見直し、車体骨格を補強。リア部分には新たに後輪を駆動する電動パワートレインが搭載されるため、後方から衝突された際の衝撃をいかに減少・分散させ、乗員のいるキャビンに伝わらないようにするかということに力が注がれました。

VOLVO XC40 EV

もう1つ、衝突安全で重要なのがバッテリーの保護です。ボルボはこれを、押し出しアルミ材製のフレームで作られたケージで囲みました。それをボディの構造体と一体化させることで、バッテリー周囲にクランプルゾーン、つまり潰れることで衝撃を吸収する構造部を設けました。

また、重量の重いバッテリーが床下に低く搭載されているため、EV版XC40はエンジン搭載モデルに比べ重心が低く、横転する危険に強いという利点もあります。

VOLVO XC40 EV

この電気自動車版XC40は、ボルボとしては初の市販EVになりますが、実は同じCMA(Compact Modular Architecture)と呼ばれるモジュラー・プラットフォームを使った電気自動車が、ボルボからスピンオフしたポールスターというブランドから既に発表済みです。両車の電動パワートレインの画像を比べると、多くのコンポーネントを共有していることが推測できます。

Polestar 2

ちなみにポールスター2と呼ばれるこの電気自動車は、最高出力150kW(204ps)と最大トルク330Nmを発生する電気モーターを車体の前後に搭載し、容量78kWhのバッテリーによる航続距離は500km(WLTP基準による)と発表されています。EV版XC40のスペックはまだ明らかにされていませんが、高性能EVブランドを謳うポールスター2よりも(共通のコンポーネントを使いながらも)性能は抑えられる可能性があります。同時に、3万9900〜5万9900ユーロ(約470万〜706万円)という価格が付けられたポールスター2より、少しでも手が届きやすいクルマになることを期待しましょう。

さらにボルボ・カーズの親会社である中国のジーリー・ホールディング(浙江吉利控股集団)は、2016年に立ち上げた新ブランド「Lynk & Co」からも、CMAを使ったEVの発売を予定しています。同グループのブランド戦略を考えれば、こちらは(ボルボの技術と安全性を備えながら)さらに安価なモデルになるかもしれません。中国の資本とスウェーデンの技術というタッグは、日本や欧州、米国の大自動車メーカーにとっても軽視できない脅威となりつつあるようです。

Gallery: Volvo XC40 EV | 11 Photos

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