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LUMIX S1Hは「映像製作者のわがままを叶える1台」開発者インタビュー【後編】

タリーランプにメジャーを引っ掛ける機構など、制作現場の視点で開発された

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2019年9月29日, 午後12:00 in camera
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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パナソニックは、フラッグシップのミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1H(DC-S1H)」を9月25日に発売しました。フルサイズのカメラとしては初めて、6K/24pの動画記録にも対応し、手持ちやジンバル撮影など一般的なシネマカメラでは難しいとされる撮影も難なくこなせるカメラです。ボディ単体での想定価格は税抜50万円前後です。

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hの商品企画を担当したパナソニックの香山正憲氏

後編では映像制作の現場で求められる使い勝手の工夫やS1Hのアピールポイントを、商品企画を担当したパナソニックの香山正憲氏にインタビューしました。

関連記事:「動画記録時間無制限への挑戦、ファン搭載は至難の業」LUMIX S1H 開発者インタビュー【前編】

映像出力しながらでも高解像度で撮影できる

Q:放熱機構の他に独自の構造や設計時の工夫などはありますでしょうか。

A:S1Hでは背面モニターにも新たな工夫を施しており、どんなアングルでも撮影できるように、270°のフリーアングル構造とチルト機構を組み合わせています。HDMIでの出力時はケーブルと干渉せずにフリーアングル撮影が可能です。

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hはケーブルと背面モニターが干渉しない

映像制作の現場ではHDMIで映像出力を行いながら撮影する機会が多く、例えば、クライアントの方が別モニターで映像を確認したり、外部レコーダーで動画記録を行いながら撮影する、といった使われ方は一般的です。

実は、GH3ぐらいから背面モニターと接続ケーブルが干渉する課題を小型カメラで解決する方法はないか、ずっと悩み続けてきました。S1Hでようやく一つの答えにたどり着くことができたと思っています。

動画と静止画でステータス表示が異なる

S1Hの天面には、1.8型の大型モノクロステータスLCDを搭載しています。実はこれ、動画と静止画でそれぞれ異なるステータス表示ができます。

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hの動画用ステータス表示

動画用ステータス表示では、記録フレームレート、シャッタースピード、絞り値、ホワイトバランス、ISO感度、撮影モードや動画記録モードなどの各種設定ステータスと、タイムコード、録音レベル、動画記録時間などリアルタイムに変化するステータスを切り換えて表示することができます。

映像制作の現場ではタイムコードを確認したり、オーディオがしっかりと記録できているのかを確認する作業もあり、ステータスの表示はとても重要です。

また、視認性を高めるため、バックライトが点灯できるだけでなく、ステータス液晶の背景色をブラック・ホワイトから選択できるようにしました。細かいところですが、電源が入っていなくてもバッテリー残量や記録可能時間の表示も可能です。

制作現場ならではの視点で細かい使い勝手を工夫は他にもある

Q:RECボタンが2つもありますが、これはなぜでしょうか。

A:映像制作の現場では、リグを組んで撮影するといったスタイルが多く、右手でシステムを支えることが多いのですが、この場合、肝心要のRECボタンを操作できないことがあるため、左手からでも容易にアクセスできる位置にサブRECボタンを用意しました。

Panasonic LUMIX S1H Interview▲映像制作の現場ではリグを組んで撮影する

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hの正面右下にあるRECボタン

Panasonic LUMIX S1H Interview
▲S1Hの上部右側にあるRECボタン

具体的には、カメラ上部右側と、カメラ正面右下に赤色のボタンを設けています。リグを活用したセットアップは撮影現場でさまざまなので、極力どの方向からでもアクセスできるように配慮しています。

Q:他にも撮影現場の使われ方に徹底的に配慮した、その他のこだわりポイントがありましたら教えてください。

A:S1Hではタリーランプ(収録状況を示す表示灯)を搭載しています。おそらくデジタル一眼カメラでタリーランプを搭載したのは初だと思います。後方(撮影者側)だけでなく、前方(被写体側)にも搭載しており、被写体にいつ撮っているかを伝えられるように配慮しています。

Panasonic LUMIX S1H Interview
▲S1Hの正面右上にある赤色のタリーランプ

Panasonic LUMIX S1H Interview
▲S1Hのファインダーの右横にある赤色のタリーランプ

また、撮影現場では、シビアなピント調節のためにカメラと被写体の距離を測る機会は少なくありませんが、S1Hではイメージセンサー位置と三角環の根元を合わせ、メジャーを引っ掛けるといったアレンジにも対応できるよう配慮致しました。

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hはメジャーを引っ掛けるフックを搭載

このように、S1Hでは単に動画性能を引き上げただけではなく、使い勝手の面でも、現場での使われ方に徹底的に配慮し、さまざまな工夫を施しています。

スマホ時代にS1Hをどうアピールする?

Q:近年ではスマートフォンでも、ある程度ハイクオリティーな写真や動画が撮影できますが、どのような点において、S1Hをアピールされますか?

Panasonic LUMIX S1H Interview▲S1Hの商品企画を担当したパナソニックの香山正憲氏

A:デジタル一眼カメラの良さは、様々な味わい深い交換レンズの描写を楽しめることであり、スマートフォンには真似できない長所だと思っています。S1Hは、35mmフルサイズセンサーと高度な画像処理により、シネレンズからオールドレンズ、スチル用レンズが持つレンズ固有の味わい深さを、動画と静止画の両面で最大限に引き立たせるポテンシャルを持っています。

Q:S1Hはどんな人に使って欲しいですか?

A:映画・コマーシャル・プロモーションビデオなど、新たな映像表現を行いたいシネマトグラファーやビデオグラファーの方々、そして、これから本格的に映像制作を始められたいスチルカメラマンの方々にも、LUMIX最高峰の動画・静止画性能を両立したS1Hをご堪能いただきたいですね。是非手に取っていただき、お客様の創造力を刺激する一助になれれば、と思っています。


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