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iPhone 11 Proシリーズの美しい背面、秘密は金属ガラス?特許出願が明らかに

分子レベルで解析しない限り真実は不明ですが

Kiyoshi Tane
2019年9月30日, 午前09:00 in Apple
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iPhone 11 Proシリーズの背面ガラスが美しいと注目を集めていますが、その磨りガラス調の表面仕上げに関連すると思しきアップルの特許が出願されていたと報じられています。

アップル公式のiPhone 11 Proシリーズ紹介動画では、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のダン・リッチオ氏が磨りガラス調の仕上げについて言及しています。いわく「スマートフォンで最も丈夫なガラスから作られた立体的な背面ガラス。原子レベルまで強化された単一のソリッドシートから作られ、4種類のテクスチャ(表面処理)マット仕上げにより美しく加工されています」とのこと。

アップルの特許に詳しいPatently Appleは、こうした説明が最近USPTO(米特許商標庁)により公開された同社の特許出願「ガラス金型から金属ガラスのテクスチャを形成する熱可塑性プラスチック」の技術を使用しているのではないかとの推測を述べています。

金属ガラスとは最も頑丈なガラスの一種であり、本特許で説明されている方法によって表面仕上げをしている可能性がきわめて高いとのこと。その内容は主にケイ酸塩ガラス型(一般的なガラスのこと)にて微細な質感を表現するための熱可塑性成形方法(熱すると柔らかくなる素材を使った加工方法)を対象としていると述べられています。

より平たくいえば「金属ガラスを通常のガラス表面仕上げに使う」というわけです。

この手法はガラスの強度と表面仕上げの両立、すなわちiPhone 11 Proシリーズの背面ガラスを強く想起させるもの。さらに、本特許の発明者は、iPhone XおよびiPhone XRに用いられた合金を担当した人物でもあり、その延長として金属ガラスを現行製品に採用するのは自然な流れと思われます。

その加工プロセスは、まず表面仕上げの対象となるガラスの上に金属ガラスを配置し、次にガラス側を金属ガラスのガラス転移温度(固体状態から流動性が増した状態になる温度)以上に加熱。そしてガラス側に圧力をかけてる一方で金属ガラスを冷却すれば、表面組織が形成されるというしくみです。

このテクスチャはとても微細であり、表面にミクロン単位で施されるとのこと。金属ガラスの素材に使われる様々な金属についても言及されています。

いかにも金属にもガラスにも見えるiPhone 11 Proシリーズの背面仕上げを説明できそうな特許ではあります。が、実際に材料を分子レベルで分析しない限りは、この推測が正しいかどうかは分かりません。いずれにせよ、こうした細かな加工技術へのこだわりこそが、アップル製品の美しさを支えていると言えそうです。




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