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イーロン・マスク、半年後のStarship軌道到達を望む。複数並行開発で期間短縮

そして1年後には有人飛行へ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月30日, 午後12:45 in Space
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軌道上での給油にもう1機のStarshipを使うというアイデアを披露したSpaceX CEOのイーロン・マスクですが、そのStarshipの開発スケジュールは非常にタイトな模様です。マスクCEOは、短期間で宇宙船を打ち上げ可能にするための、ラピッド・プロトタイピング手法を取り入れた開発計画を説明しました。

現在、テキサス州ボカチカにあるStarshipの"Mk1"と呼ばれる試作機は、今後1~2か月以内に弾道飛行試験ができるようになると、CEOは述べています。そして、フロリダ州ケープカナベラルでも建造中の"Mk2"が早ければ11月にやはり弾道飛行試験を実施します。さらにMk3が10月に建造を開始し、12月に打ち上げ試験を実施、Mk4も1月に打ち上げるべく建造されるとのこと。計画はMk5まで用意されており、SpaceXはStarshipがMk3もしくはMk5で軌道飛行を実現することを期待しています。

ただ、Starshipが搭載する1段目"Super Heavy"ブースターはMk4の打ち上げ試験が完了するまでは 製作に取りかからないとマスクCEOは述べています。

にもかかわらず、Starshipによる有人飛行は意外と早い時期に訪れるかもしれません。SpaceXは宇宙船が1日に3~4回の飛行に対応し、ブースターにも20回の打ち上げに対応する高い再利用耐久性をもたせることで、すべてが順調にいけば2020年内のクルーを搭乗させての打ち上げ試験実施が現実味を帯びてきます。SpaceXは以前、有人飛行の目標を2021年に設定し、2023年の商業飛行開始を目指すとしていました。マスクCEOの話が間違っていなければ、最短の予定は1年ほど短縮されていることになります。

もちろん、「指数関数的に」改善されたと語る製造プロセスを実現するためには、トラブルなく計画が進行しなければなりません。ただ、マスクCEOは、Falcon Heavyの打ち上げを当初は2013年に設定するなどものすごく楽観的な見通しを語ることで知られ、今回も、言うとおりにStarshipの開発が進むと信じる人を探すほうが難しそうです。ただ、マスクCEOがいつまでもStarshipの巨体を地面にとどめておくことを望まないのは言うまでもなく、過去に比べれば格段に成長したであろうSpaceXの技術力が、もしかしたら遅延を大きく短縮して我々を良い意味で驚かせてくれる可能性も否定はできません。




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