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Bosch、爆薬でEV事故の感電リスクを「遮断」する安全装置を開発

電源を元から断ちます

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月2日, 午後12:50 in transportation
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独Boschが、電気自動車が事故に遭った際に乗員や救助者が感電しないようにするため、爆薬を使ってバッテリー配線を切断する安全装置を開発しました。

電気自動車(EV)のバッテリーは、直流でなおかつ300Vを超えるような高電圧なため、感電すると非常に危険です。EVは通常なら、事故の衝撃を検出すれば電源がオフになる仕組みになっているはずですが、クラッシュのしようによっては上手く機能が働かないかもしれません。Boschは底をさらに安全にするために、衝突の衝撃を検出したら爆薬を使って物理的に配線を切断して安全を確保する装置を開発したとのこと。

この爆薬式安全装置は「Pyrofuse(パイロヒューズ)」と呼ばれ、バッテリーと電気系統を結ぶ高電圧ケーブルに複数の小さな爆発でくさびを打ち込み、物理的に電源を遮断します。このため、単に電源をオフにするだけの従来の装備よりも確実に感電や火災の危険をなくすことができます。

爆発というとそれ自体が危険なイメージを浮かべる人もいそうなものの、くさびを打ち込むだけの小さな爆発。エアバッグを開く際に使われるのと同様のものと考えれば安心できるかもしれません。

もちろん、フレームそのものやバッテリー保護シェルが破損するほどの大きな衝撃の場合は、破損したバッテリーから出火するなどといった危険がありますが、それでも先にケーブルを切っておくことで、脱出や救助の際に車体に触れて感電する危険性は大きく減るので、トータルで見ればより安全になると考えられます。

ただ気になるのは、たいしたことのない事故なのにこの安全装置が作動してしまい、EVを動かせなくなるケースがあったりしないかというところですが、Boschはエアバッグの制御装置も手がけているため、Pyrofuseの作動に関しても心配することはないと言って良さそうです。



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