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Apple MusicとApple TV+をセットにした「スーパーバンドル」、大手音楽会社と交渉中のうわさ

まとめ割引で音楽会社の利益が減る?

Kiyoshi Tane
2019年10月9日, 午後03:50 in Apple
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Chesnot/Getty Images

アップルは近年、業績報告や新製品発表会でサービス事業の成長をたびたび強調しています。そのサービスの新たな施策のひとつが、音楽ストリーミングApple Musicと動画サービスApple TV+をセットにした「スーパーバンドル」。しかしこれに対して、大手音楽会社が懸念を示していると、噂されています。

英経済紙Financial Timesの匿名情報筋によると、アップルは大手音楽会社とスーパーバンドルについて協議中とのこと。しかし、価格設定が提示される前から、一部の音楽会社は「10年前にiTunesで1曲99セントでの楽曲販売を販売した強力な各レーベルに了承させられた」アップルとの関係に慎重になっている模様です。ただし、交渉はあくまで初期段階にあるとも付言されています。

近年SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスが成功し、音楽ビジネスの回復に貢献しているのは確かなこと。とはいえ音楽大手の幹部らは、(セット契約により)Apple Musicが月額10ドル以下に割引きされた場合、利益が損なわれるのではないかと恐れているとのことです。

その一方では、一部の音楽レーベルはスーパーバンドルの考えを受け入れているとも報じられています。その根拠の1つとして考えられるのが、アップルだからこそ獲得できる莫大な潜在的ユーザー人口です。

米投資顧問会社Bernsteinのアナリストは、アップルがiPhoneやMac購入でApple TV+が1年無料にすることを「天才的だ」と激賞。「その結果、アップルは2020年の終わり(または2021年初頭)までに、数百万または数千万の有料ユーザーを得られるのです」と語っています。

アップルのサービスだからこそ期待される巨大なユーザー層や利益といえば、雑誌/ニュース読み放題サービスApple News+もそれが望まれながら、参加した一部の出版社から利益が少なすぎるとの不満が寄せられていたことが思い出されます。

定期的にユーザーからお金が支払われるサブスクリプションサービスといえども、その中ではアップルと参加各社、さらには企業ごとにコンテンツ利用時間や回数に応じた利益配分が行われ、どの会社も平等に儲かるわけではありません。様々な関係者の思惑が絡み合い、スーパーバンドルの実現までにさらなる時間がかかる可能性もありそうです。




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