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自動飛行ドローンのSkydio、自動離着陸ボックスで24時間無人運用を可能に

後のスカイネット(何度目)

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月17日, 午後03:00 in Robots
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カリフォルニア州に本拠を置くSkydioは、その自動飛行技術をセミプロや空撮カメラマンではなく、産業や災害救助などの現場に活用する方法を見いだしたようです。

新作ドローンSkydio 2に専用の格納充電ボックスを組み合わせたSkydio 2 Dockは、まるで往年のSF人形劇『サンダーバード』のように基地となるボックスから自動的にSkydio 2を離陸させることが可能。Skydio 2はカメラと慣性ナビゲーションによる自動飛行で周囲のマッピングや指定範囲の監視などを行い、バッテリー残量が少なくなれば自動的にDockに戻り格納・充電されます。

GPSを使わず、カメラによるリアルタイムマッピングで自律飛行を実現した前世代機Skydio R1は、ドローンというよりは被写体となる人を追っかけ撮影するための自動飛行カメラとでも言うべきコンシューマー向け商品でした。ただ、ピザボックスよりもやや大きな機体と高い価格に一般の消費者はやや尻込みし、R1そのものも、DJI Mavic 2 Proほどの汎用性がありませんでした。

今月初めに登場したSkydio 2は前作に比べ小型化を実現するとともに、ビーコンと呼ばれるテレビリモコンのような自動追尾制御用のコントローラーに加え、スマートフォン用ゲームコントローラーのような形状をしたスティック式コントローラーを用意、普通のドローン的な操作も可能としました。またGPSも搭載しており、たとえば自動追尾中にカメラが目標物を見失ったとしても、元の場所に自動で戻れるようになっています。

Skydioは、Skydio 2 Dockの活用シーンとして自然災害直後の捜索救助活動におけるマッピング作業や、夜間パトロールといった屋外での実用を考えているとのこと。もちろんパトロールを絶え間なく継続するには複数のSkydio 2 Dockセットが必要ですが、人が操縦したり充電する手間がないのは大きな利点と言えそうです。

ただ、Skydioにとってはドローンを飛ばす際にクリアしなければならない、法律面の課題が残されています。米国やその他の国のドローンに関する規制では人間のオペレーターによる目視を必須としていることが多く、Skydio 2の自動飛行に許可が下りるかは規制当局の判断しだいです。

なお、Skydio 2 Dockのボックス部分は可搬性で耐候性もあり、通常のACコンセントもしくは自動車の12Vシガーソケットから電源をとることができます。またSkydio 2 Dockと同様の自動飛行ドローンセットとしてはSparrowと呼ばれるシステムが、イタリアの発電所内の検査用として利用されています。

Skydioのような自動飛行システムは、メーカーの言うとおり災害救助や産業の現場における設備監視・管理目的での利用には非常に向いていると思えます。一方で技術がさらに発展すれば、ドローンによる監視の目が一般住民に向けられるといった、SFのディストピア的なシチュエーションもフィクションではなくなってきそうな気が若干、しないでもありません。




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