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8型ミニノートPC、CHUWI MiniBookレビュー。かな入力に優しい日本語キーボードモデル

キートップが大きく、その分配列が窮屈

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年10月21日, 午前11:00 in personal computing
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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中国CHUWIが、Makuakeでクラウドファンディングを実施している8インチの小型PC「MiniBook」。この手の製品にしては珍しく、日本語キーボードを用意しているその実機をお借りしたので、早速レビューしたいと思います。


MiniBookはもともと海外のIndiegogoでクラウドファンディングを実施していた製品。それを日本語キーボードに変更し、技適も取得したのがMakuakeに登場したものです。

仕様としては、CPUにCeleron N4100を搭載したものと、Core m3-8100Yを搭載したものがあり、RAMはm3-8100Yモデルには8GBのほか16GBも用意されています。今回試したのは、Core m3-8100Y 16GBでストレージは128GB eMMCのもの。なお、製品版にはeMMCのほかに、256GBもしくは512GBのM.2 SSDが付属します。

画面サイズは、8インチ1920 x 1200。今年リリースされたUMPCの中では、小型の部類になります。本体サイズは201×128.6×19.3mm、本体重量は実測値で675g。全体に丸みを帯びたデザインになっています。


CHUWI MiniBook

ディスプレイは、背面に回してタブレットスタイルでも利用可能。この辺りは、OneMix 3Sによく似た構造です。なお、今回は試していませんが、専用のスタイラスもサポートしています。

CHUWI MiniBook
▲ディスプレイは背面に回しての利用も可能

8.4インチのOneMix 3Sと比べると、奥行きはほぼ同じものの、横幅が若干小さくなっています。

CHUWI MiniBook
▲左:OneMix 3S、右:MiinBook 

CHUWI MiniBook
▲左:OneMix 3S、右:MiinBook 

インターフェースは、右側面にUSB Type-AとmicroSD、3.5mmジャック。左側面に電源兼用のUSB Type-C、Type-A、ミニHDMIがあります。この手のUMPCでは、電源のUSB Type-Cが右側にあるものが多く、左についているのは珍しい印象です。だからダメだということはありませんが。

CHUWI MiniBook
▲右側面。microSDカードスロット、USB Type-A、3.5mmジャック

CHUWI MiniBook
▲左側面。USB Type-C、ミニHDMI、USB Type-A

電源はUSB PD 2.0に対応。入力電圧などの情報がありませんが、試した範囲では20V/1.2A、15V/1.6Aでの充電が可能でした。PD 24W程度には対応しているようです。ちなみに付属のUSB-ACアダプタは45W対応でした。

CHUWI MiniBook

底面には吸気口のほか、先述したM.2 SSDにアクセスできる蓋があります。ユーザーによる交換が可能な構造です。

CHUWI MiniBook

CHUWI MiniBook
▲SSDの蓋はネジを1本外すだけで開けられます

小型PCで気になるのは何といってもキーボード。MiniBookのキーボードは数字とファンクションキーの上段2つが小さくなった6段配列。右下の配置に苦しいものを感じますが、Fnキーを組み合わせなくても記号類は一通り押せるようになっています。打鍵感も悪くありません。

ただ、日本語配列でひらがながが入っている分、キーボードはかなりごちゃごちゃとした印象になってしまっています。ここは正直なところ、日本でも英語配列を選べるようにして欲しかったところです。

CHUWI MiniBook

ポインティングデバイスは、光学式を採用。センターからやや右寄り、かつスペースバーの上にあることで、ホームポジションに手を置いても、人差し指で操作しやすくなっています。

右上には指紋センサを兼ねた電源ボタンもあります。

CHUWI MiniBook

そのキーボード、OneMix 3Sと比べてもさほど大きさに差がないはずなのすが、やけに窮屈な印象を受けます。これはキーサイズが原因のようです。

OneMix 3Sの一般的なキーが横15.4mm 縦14.5mmなのに対し、MiniBook横16.1mm 縦15.8mmと一回り大きめに。このせいもあってか、キーボード中断の並び、QWERTY~の段とASDFGH~の段とずれがあまり大きくなく、格子配列に近い雰囲気になっています。

CHUWI MiniBook

自作キーボード界隈では格子配列のコンパクトキーボードも流行っているようなので、これが打ちやすいという人もいそうですが、個人的には少し打ち難く感じました。結局のところは、慣れの問題かもしれません。

CHUWEI MiniBook
▲上:MiniBook、下:OneMix 3S

最後にベンチマークをとってみました。CPUがCore M3-8100Yと、最近の小型PCではよく使われているものなので、同じCPUを搭載するOneMix 3SやGPD P2 Maxなどと似たようなスコアになりました。

3DグラフィックのAAAタイトルや、4K動画の編集・書き出しなどには向きませんが、WEBブラウズやOfficeアプリの使用、簡単な画像編集程度であれば問題なくこなせそうです。

ベンチマークMiniBookGPD P2 MaxOneMix 3S
CINEBENCH R20474pts556pts530pts
PCMark 10244426692401
3DMark(Time Spy)271314306
ドラゴンクエストXIベンチマーク
(標準品質/1280×720/ウィンドウ)
5520
快適
5901
快適
5478
快適

ただし、MiniBookが標準で搭載しているeMMCがとても遅い。とはいえ、起動の遅さにイライラするといったほどもないのですが、他機種のSSDに比べるとかなり見劣りする遅さです。

CHUWI MiniBook

製品版でM.2 SSDが搭載されるので、さほど気にする必要はないのかもしれませんが、標準ではeMMCがシステムドライブとなるはず。より快適に使いたいのであれば、ドライブの再割り当てなどをしたほうがよいのかもしれません。

小型PCでは、これまで日本語配列を選べるものはほとんどありませんでした。このため、ひらがな入力派や、自宅で日本語配列を使っている人にとっては、手を出しやすい端末になっているとも言えそうです。




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Source: Makuake
関連キーワード: chuwi, chwiminibook, makuake, personal computing, umpc
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