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米Amazon、Facebookのディープフェイク対策イニシアチブ「DFDC」に参加。研究者にAWSクレジット提供

一方、じきに完全に見分けられなくなるとの意見も

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月22日, 午後05:50 in Internet
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ディープラーニング技術を駆使して、画像や映像に写る人物の顔をまったくの別人に違和感なく置き換えてしまう技術「Deepfake(ディープフェイク)」は登場したときこそ面白い技術とされていたものの、すぐに、著名映画女優の顔をポルノ映像にハメ込んだり、マレーシアなどでは政治的な指導者の顔を入れ替えたりするなどといった悪用が目立つようになりました。さらに米国では来年に控える選挙戦で、有権者の印象を操作するために利用される可能性が指摘されています。

こうした問題に対して、Facebookはディープフェイクを見破るAIの開発を目指すDeepfake Detection Challenge(DFDC)を立ち上げています。このDFDCに、米Amazonがテクニカルパートナーおよび委員会メンバーとして参加することが発表されました。Amazonは機械学習の専門家を派遣するとともに、ディープフェイク検出の課題解決にクラウドサービスを使用したいチームに対して、100万ドル相当のAWSクレジットを提供するとのこと。

なお、FacebookはAmazonの参加発表と同日、研究者に対しディープフェイク発見用サンプルセットの一部提供を開始しました。これはディープフェイク検出チャレンジ用に作成された10万以上のディープフェイク素材から5000種類のサンプル動画を抜き出したもので、いまはただAIでどれがフェイク動画かを見分けるためのものですが、12月には完全なデータセットがリリースとなり、コンペ形式のチャレンジが開始されるとのことです。

DFDCには先述のマイクロソフトのほか、MIT、New York Times、オックスフォード大学などが協力しています。そこへのAmazon(AWS)の参加は、やはりディープフェイクを問題視し、協力して問題を解決することへの関心の高さを示すものといえそうです。

なお、米国ではGoogleもまたディープフェイク対策の研究を支援しており、この9月には30人近い俳優を起用して3000本のディープフェイク検出用動画サブセットを作成、顔操作検出に関する自動ベンチマーク「FaceForensics Benchmark」」のAI学習用に提供したとのこと。しかし南カリフォルニア大学のディープフェイク専門家Hao Li氏などは、あと半年~1年もすればディープフェイクは肉眼で見破れなくなるだろうと述べています。




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