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超絶変態キーボード Chassepot C1000レビュー。イカした仕様だけど心中する覚悟も必要

デザインは独創的、質感は最高級、打鍵感は悦楽的だけども

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2019年10月25日, 午後12:00 in keyboard
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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今回レビューするキーボード「Chassepot C1000」は、デザインは独創的、質感は最高級、打鍵感は悦楽的というのが偽らざる評価です。

しかし、数時間みっちり使ってみましたが、いま「うーん、どうなんだろう?」と、どのようにご紹介するべきか頭を抱えています。頭を抱えた理由は文末に書いたので、できれば最後までお読みください。写真をみて気づいちゃった方は、Engadgetのほかの記事をお楽しみください。

「Chassepot C1000」は、有線またはBluetooth接続に対応したWindows、macOS、iOS、Android、Linux、Unix用キーボードです。Bluetoothで最大3台のPCに接続・切り替えが可能となっており、さらに有線で1台に接続可能。つまり合計4台のデバイスで利用できます。

最大の特徴は横幅を狭めるため、テンキーをキーボード奥に設置したこと。ついでにファンクションキーと各種機能キーなどもキーボード奥に配置されています。

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▲本体サイズは301×189×49mm、重量は1022g。中央やや上には穴が開いています

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▲底面には有線接続、Bluetooth接続を切り替えるスイッチが装備されています

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▲背面にはUSB Type-CポートとUSB Type-Aポートが備わっています

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▲キーボード面には入力しやすいよう約6度の傾斜が設けられています

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▲キーピッチは実測19mm前後

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▲キーストロークは実測4mm前後

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▲実測重量は1061g

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▲パッケージには本体、USBケーブル、Bluetoothドングル、説明書類が同梱されています

キースイッチはOutemu製、キーの数は114個で、すべてのキーにRGBバックライトが内蔵されています。Outemu製のキースイッチは初めて使いましたが、打鍵感は良好だと感じました。個人的には押下圧がもう少し強めだと好みですが。

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▲すべてのキーにRGBバックライトが内蔵

▲キーボードバックライトは「Fn+右矢印」キーでさまざまなエフェクトに切り替え可能です

キーボードバックライトのエフェクトはキーボード上のショートカットキーで切り替えられますが、ユーティリティーソフト「Chassepot Power Console」をインストールすれば、キーマッピングやRGBバックライトをカスタマイズしたり、特定キーを無効化できる「Gaming Mode」が利用できたり、キー入力マクロ機能が設定できたりします。

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▲左上からキーマッピング、RGBバックライト、Gaming Mode、マクロの設定画面

ここまで読むと、結構......いえ、非常にエクセレントなキーボードのように思えますよね。ワタシも本製品はとても丁寧に作られたキーボードだと感じています。さて、なにが「うーん、どうなんだろう?」なのかというと、それはキー配列なんです。ここでキーボードをもう一度じっくりみてください。

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▲いくらなんでも変態すぎませんか?

テンキーを縦に積むという発想自体はよいアイデアだと思います。ただ、キー配列があまりにもオリジナリティーにあふれすぎています。細かく挙げるとキリがないのですが、個人的には下記の3点にどうしても慣れることができませんでした。

  • カーソルキーが左にある
  • 「`」が右下にある
  • ファンクションキーが横一列に並んでいない

Engadgetの過去記事によれば、このキー配列はMITでヒューマンインタラクションを研究していた人物が考案したものとのことです。使い込めば理に適っていると得心するキー配列なのかもしれません。

ただ、個人的にはまず大前提としてキーボードのような使い慣れたデバイスは、よっぽどタイピングの効率が向上するのでなければ配列を変えるべきではないと考えています。

また、デスクトップPCやノートPCなど複数のキーボードを使っている人が、Chassepot C1000をそのひとつに迎え入れたときに、うまく頭を切り替えて、使い分けられるとはとても思えません。

Chassepot C1000は超イカすキーボードであることは間違いありません。でも、もしこのキーボードを自由自在に使いこなせるようになったとき、フツーのキーボードが耐えがたい配列になっているかもしれません。Chassepot C1000をもし購入するなら、予備機を複数台買って、天に召されるまで添い遂げる覚悟が必要でしょう。ちなみにお値段は約200ドル(約2万1600円)です。



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