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顔認証付き電動アシスト自転車「X One」出資募集中。フレームにAndroid搭載、約22万円から

顔認証が通らなければ乗れません

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月31日, 午前06:50 in Transportation
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スペインのスタートアップ企業Rayvoltが、Androidコンピューターをフレームに内蔵する電動アシスト自転車「X One」のクラウドファンディングキャンペーンをIndiegogoで行っています。このタッチ式コンピューターは顔認証システムを内蔵し、認証を通らなければモーターの電源が入らず、ペダルをこぐこともできない仕掛けになっています。

また、周囲の明るさにともなって自動的に点灯するヘッドランプおよびテールランプを備えるほか、通常のブレーキのほかに、ペダルを後ろ向きにこぐことで回生システムがブレーキの役割を果たすとともに、バッテリーへの充電量を増やせるようになっています。

以上は電動アシストの部分の使用ですが、X Oneは単なる自転車としても高級志向。ブレーキは油圧ディスク式で、ギアは7速仕様。タッチパネルコンピューターを内蔵するフレームはカーボンファイバー製、フロントフォークにはカーボンとアルミニウム素材を採用しています。ただバッテリーなど重量物があるせいか車重はわりと重く、およそ22kgもあります。それでも、アシスト機構を使えば快適な走行が楽しめそうです。

X Oneには3つのバージョンがあり、バッテリーパックはサムスンもしくはパナソニック製を採用、充電時間は2.5時間で50km、4時間充電すれば75kmの走行に対応するとRayvoltは説明しています。駆動用モーターは下位バージョンでは250W、上位バージョンは750Wのものをリアハブに搭載。250W版は最高速度25km/h、750W版は最高で45km/hものスピードが出ます。
Rayvolt
Indiegogoを見返りとして入手できる出資額は、1999ドル(日本円表示では21万7661円)からとなっています。一般販売予定価格は3999ドル(日本円表示は43万5431円)からの予定で、このキャンペーンなら半額で入手できることになります。出荷時期は2020年6月を予定しています。

ただひとつ問題なのは、日本の道路交通法では電動アシスト自転車は24km/h以上でアシストが働いてはならないことになっています。またそれ未満の速度でもアシスト量と人力の比率が決められています。つまり、X Oneをそのまま購入した場合、自動二輪日本国内では公道を走ることはできません。もしそれでもこの自転車を入手したいのであれば、アシスト量などを国内法規に合わせて調整する必要があることをお忘れなく。

ちなみにRayvoltの電動アシスト自転車「Cruzer」には、これまでに日本国内で日本の交通法規に準拠した製品が販売されています。本気で入手したいのであれば、X Oneも日本向けの調整ができないか問い合わせてみるのも良いかもしれません。

なお、Rayvolt製品は国内への輸入販売の実績があり、X Oneもすでに目標とする合計出資額をダブルスコアで達成しているものの、クラウドファンディングの一般常識として、最悪の場合は出資者に品物が届かないケースもありえることはお知りおきを。



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