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2020年iPhoneのロジックボードは大きくなってコスト上昇?5G対応のためとのアナリスト予測

今年モデルよりもお高くなるんでしょうか

Kiyoshi Tane
2019年11月4日, 午後02:05 in 5G
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2020年のiPhoneには3モデルとも最新鋭5Gモデム採用との噂が報じられていましたが、それを搭載するロジックボードは面積が大きくなり、製造コストも上昇するとの予測が伝えられています。

アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向けメモによると、5G対応のiPhone2020年モデル用メインロジックボードは、新技術に対応するために面積が約10%も広くなる見込みとのこと。それにはコストの増加が伴い、新たなアンテナ技術の採用と合わせて、コストが35%増加すると述べられています。

ロジックボードが大型化するのは、5Gモデムからの放熱や、新方式アンテナへの接続回路に関連しているとのことです。あくまで一部パーツのみの話ですが、それでもロジックボードはiPhoneの総コストの中でAシリーズプロセッサや有機ELディスプレイと並んで大きな部分を占めるものです。

現在の5G対応スマートフォンは、たとえばサムスンのGalaxy S10に対して、Galaxy S10+5Gは約400ドルものプレミアム価格とされています。Galaxy S10自体がフラッグシップモデルであり、それよりも高く設定されているということ。iPhoneも5G対応に伴い、コスト上昇が価格に反映されるかもしれないわけです。

iPhone2020年モデルに関しては、Kuo氏は「iPhone 4を思わせる新規設計」デザインになるとも予測しています。新たな金属フレームには溝が設けられ、かつ射出成形技術により製造することでアンテナの高周波数帯域への悪影響を低減するとのこと。さらにフレームに掘られた溝はサファイアガラスでコーティングされると述べていました。

こうした設計変更の結果、金属フレームの製造コストは50〜60%、ガラスケースのそれは40〜50%も上昇し、サプライヤーの収益性が大きく改善される見通しとされています。そうしたコストが上記のロジックボード大型化や5Gモデム搭載と合わせて、iPhone2020年モデルを高価格にする可能性もありそうです。

ほかiPhone2020年モデルには背面3Dカメラ120HzのPromotionディスプレイ搭載も噂されています。それら先端技術の採用は、さらなる製造コスト上昇を招くはず。Kuo氏はiPhoneの出荷台数が2019年の7500万台から2020年には8500万台に増加するとの予測を述べていましたが、そうした売上を実現できる価格に抑えられるのかも気になるところです。



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