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iPhone 11 Proのカメラをじっくり検証、写真の楽しみ方を変えたある機能に感激

超広角ならではの機能ですね

Hirotaka Totsu
2019年11月4日, 午後09:00 in Camera
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超広角カメラが話題のiPhone 11シリーズ。ベースモデルのiPhone 11は、超広角と広角、それ以外のiPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Maxは超広角(13mm F2.4)、広角(26mm F1.8)、望遠(52mm F2.0)の3つのカメラを持ちます。

前モデルのiPhone XS、XS Maxと比較してわずかに大きく厚くなっており、重量も増しました。実際に手に取ってみると、大きさの違いはそれほど感じないものの、重さはずっしり感を感じます。iOS 13によって大幅な機能アップがなされましたが、特にカメラに関しては新型のiPhone 11シリーズで使うことでその真価を発揮しそうです。

今回、iPhone 11 Proには3つのカメラが搭載されたことで、そのデザインからターレット式シネカメラやむせ返る往年のロボットアニメを連想する人もいました。近年では、レンズベビーの「ホリデーキット トリオ28」を連想するカメラクラスターの人々もいたとかいなかったとか?

iPhone 11共通の仕様としては、超広角と広角の2つのカメラが備わっています。超広角レンズは小さなセンサーサイズでは実現が難しいと思われており、一部のハイエンド機に搭載されるにとどまっておりました。しかし、iPhone 11シリーズでは全機種に超広角カメラを搭載してきたのが驚きでした。発売とともに、超広角の写真がSNSに多くアップされるようになり、一眼カメラの広角レンズによる表現にも注目が集まりました。

超広角カメラの凄さを検証

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超広角のカメラは120度の視野角を持ち、風景や大人数でのスナップなどにも便利です。また、後ろが壁や崖などこれ以上下がれない(引けない)場所においても、写したいエリアを写真に収めることがより可能になりました。今まで超広角写真は、魚眼レンズのような一眼レフ用などのレンズ交換式カメラのレンズを使用するか、GoProなどのアクションカメラを使用しないと撮影できないものでした。では、iPhoneと一眼カメラでの仕上がりや使い勝手を比較してみましょう。

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例えば、最大12mmのフルサイズ一眼レフカメラ用超広角レンズ「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM|Art」を「Nikon Z 6」にマウントアダプターFTZを介して取り付けました。レンズ本体だけでも1150gで、全長は131.5mmあります。カメラを含めた総重量で1960gほど。片手では「持てなくはないが保持が難しい」といえます。

一方iPhone 11は、ベースモデルの11で重さ194g、厚さ8.3mmで、iPhone 11 Pro Maxでも重さ226g、厚さ8.1mmです。もっとも重いiPhone 11 Pro Maxであっても片手で楽に持てる重さです。また、超広角レンズはどうしても大型に(レンズ長も長く)なってしまいます。故に同じ場所から撮影したとしてもiPhone 11シリーズの方がより広いエリア(引いた)画角で撮影することができます。

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▲左iPhone 11 Pro Max、右Nikon Z 6 + 12-24mm F4 DG HSM|Art 13mm

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▲左iPhone 11 Pro Max、右Nikon Z 6 + 12-24mm F4 DG HSM|Art 13mm

実際の撮影データはこのような感じで、超広角カメラの写真としてはぱっと見遜色がない感じです。夜間撮影では一眼カメラで撮影した写真の解像感が高まりますが、昼間の撮影ではiPhone 11の方がよく見えるほどです。

少々強引ですが、レンズとスマホを価格という面で比較しましょう。iPhone 11 Pro Max 512GBのApple Storeが15万7800円(税別)に対して、「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM|Art」は16万円前後と拮抗しています。

しかもレンズ単体に対してiPhone 11では撮影したデータをアップロードできる通信機能や加工するアプリなどもありますので、手軽に超広角撮影が楽しめるスマートフォンとしてはお買い得な構成だと言えるでしょう。

iPhone 11での撮影で気を付けるべきこと

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ここで、iPhone 11を試してみて気になった点をいくつかご紹介しましょう。超広角レンズでの撮影は気軽にダイナミックな写真を撮影できる一方で、持ち方には注意が必要です。超広角故に持ち方が悪いと持った指が写真に写り込んでしまいます。「これで写り込んでしまうの?」というくらい自然な持ち方でも写り込んでしまいますので、保持する際は写真のようにレンズの近くに指がかからない持ち方にすると良いでしょう。

上記写真のような持ち方にすると、脇も締まりしっかりホールドできるので仕上がりも良くなります。その他指が写り込まない持ち方を探してみるのも良いかもしれません。

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もう一つの問題が夜間撮影における「ゴースト」の問題です。電灯など被写体に光源が含まれる場合にゴーストが発生します。iPhone XSなど旧機種やPixel 3など他のスマートフォン、一眼レフなどのカメラにおいても発生しうるものではありますが、発生頻度と程度がより強いと感じました。時には写真表現としてあえてフレアやゴーストを入れることもありますが、iPhone 11シリーズのゴーストの入り具合はかなり気になります。

そのほかにも色味がややビビッドに出る(コントラスト強め)など、仕上がりのチューニングの差に前モデルからの違和感を感じる部分もあります。

フレームを飛び出すという新たな価値観

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ここまで、iPhone 11のカメラにおける利点と要改善点を述べてきましたが。最後に私が感激したことを1点をご紹介しましょう。それは、「フレームの外側を含めて撮影する」という機能。これは、ついつい写真を撮るのに夢中になってしまう人にとって福音となります。

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例えば、ランチなど食事に行った際、慌てて撮影して斜めになってしまい、傾き補正をしたら食器がフレームから出てしまう、といったことはよくあります。そのような場合にも、「フレームの外側を含めて撮影」しておけば、傾き補正しても必要な範囲は写っているというわけです。

また、被写体に集中しすぎるあまり、写したい被写体のみをアップで撮影してしまうこともあります。花やオブジェなどはクローズアップして撮影したい被写体ですが、それがどんな場所にあったのか、周囲はどうだったのか?ということを思い返したい時にフレームで切り取った範囲外も撮影されていれば、あとから見返した際に、貴重な情報となりえます。

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取材などでも、つい注目している登壇者を中心に撮ってしまい、登壇者全員のショットを撮り逃すということも時にはありますが、そんな時でも「フレームの外側を含めて撮影」していれば、あとからベストなカットを採用することができます。

なお、「フレームの外側を含めて撮影」機能は、被写体に近づきすぎるとカメラ間の絵画像の整合性がとれないので機能しなくなります。機能しない時はフレームが黒になっており、機能している時はフレーム外の映像を確認することができます。

Engadget発表会レポートとしては、登壇者を撮影できれば良いが、会場記録としては、取材に多くの人が訪れたという記録が有用となる。このように後から思い返して、周囲の状況も撮っておけばよかったと後悔することも今まではありましたが、iPhone 11であれば「フレームの外側を含めて撮影」してあるので、撮影した範囲よりも広い写真を手に入れることができます。

写真とは、フレーミングからちゃんとするのが基本だ!とか、あとからフレームを広げられるようでは写真がうまくならないという人もいますが、誰もが写真家になる事をめざすわけではありませんので、あとからフレームの外側を参照して必要に応じて撮影時に気がつかなかった、見落としていた風景を記録できるiPhone 11シリーズは、写真の楽しみ方と価値を広げたといえるでしょう。



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