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MacBook Proに先んじた「15型の本体に16型画面」なホームノートPC、dynabook T9/T8冬モデル発表

ホームノートでは異例なバッテリー駆動時間も注目

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2019年11月7日, 午後12:00 in notepc
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Dynabook株式会社が、2019年冬モデルとなる家庭向けノートPC『dynabook T』シリーズの4モデルを発表しました。

今期の注目モデルは、最上位機となる『dynabook T9/L』と、1ランク下の『dynabook T8/L』。「現行15.4インチモデルと同サイズの本体に、ナローベゼル化によって16.1インチフルHD液晶を搭載する」という、ウワサの16インチMacBook Proを先取りしたかのようなコンセプトのモデルです。

発売予定日は12月中旬。店頭予想価格はTシリーズ最上位となるT9が21万円台半ば、T8が20万円前後(両モデルともMicrosoft Office Home and Business 2019搭載)。本体カラーはそれぞれに『サテンゴールド』と『スタイリッシュブルー』の2色を用意します。

dynabook T 2019-Winter
▲15.6インチ画面(左)と16.1インチ(右)の比較。実際の見栄えは意外と違ってきます


最大の特徴は冒頭でも紹介した、16.1インチというノートPCではあまり見ない大きさの画面。これは、現行モデルdynabook T9/K、同T7/K(15.4インチ液晶)と底面積を同一にしつつ、液晶パネルのナローベゼル(狭額縁)化により画面の大型化を計った設計によるもの。

昨今のノートPCにおける画面パネルのナローベゼル化は、その多くがサイズ(底面積)の縮小として反映していますが、本機はこれに対して逆を行くかのようなアプローチ。奇しくも昨今ウワサとなっている、(15インチモデルと同サイズ本体の)"16インチMacBook Pro"を先取りする格好です。

なお、解像度はフルHDですが、色純度はいわゆる「NTSC比72%」な広色純度仕様。さらに画面の表面処理は、昨今のホームノートとしては異例となるノングレア(非光沢)加工を採用する点も隠れた特徴です。

ノングレア加工の画面は、一般的なグレア(光沢)加工に比べて、コントラストなど一部の画質面では不利となりますが、照明の映り込みなどは起こりにくくなるのが特徴。室内灯の直下といった、グレア加工の画面では使いにくい場所でも使えるのがメリットです。

量販店向けのホームノートPCにノングレア液晶を採用するということは、店頭で比較した際に(ぱっと見では)グレアタイプのモデルよりも画質が一歩劣るようにも見えてしまうため、ここは地味ながらかなり思い切った仕様。Dynabook側は「現行のグレア仕上げのモデルに対して、ユーザーから『照明などの反射を抑えられないか』といった声が多くなってきたため」と紹介しています。

dynabook T 2019-Winter
dynabook T 2019-Winter
▲スタイリッシュブルーは深めの青。画面はノングレアですが、こちらの本体はグレア処理です。なお模様をよく見ると、dynabookロゴが......


またスピーカーには、現行モデルが採用したオンキヨーとの共同開発による平面振動板ユニットを継承。駆動回路(ボイスコイルとマグネット)を2基搭載した構造により、スピーカーユニットレベルでの広く、フラットな周波数特性を狙った設計です。また搭載位置も、ヒンジ部近くという一等地。しっかりしたステレオ感に貢献します。

加えてオーディオ拡張アプリとしては、DTS社の「DTS Audio Processing」を搭載。不自然感の薄い音場拡張や低音増強処理で、スピーカーをサポートします。

dynabook T 2019-Winter
▲テンキー付きキーボードは現行機を継承。英字表記を(左上ではなく)中央に配した印字がこだわりです


また、ホームノートPCでも高級機で採用が広がりつつある顔認証カメラ(もちろんWindows Hello対応です)も継承。指紋認証に比べて、さらにログイン時の操作が楽になっています。なお顔認証カメラには、dynabook Gシリーズでも採用した小型の赤外線センサーを採用します。

合わせて現行モデルから引き継いだ特徴の一つが、ホームノートPCとしては珍しくバッテリー駆動時間に配慮した設計。公称約9時間(JEITA 2.0測定法)とホームノートPCとしてはかなり長めで、いわゆる家庭内モバイルでも十二分に活用できる仕様です。

加えて、同社のモバイルノートPCで採用する急速充電機能『お急ぎ30分チャージ』もサポート。バッテリーが切れた状態からであれば、30分間で約40%ほどの充電が行えるため(本体付属ACアダプタ使用時)、「たまにノートPCを持って出たいときにバッテリーが少ない」事故などが軽減できます。

dynabook T 2019-Winter
dynabook T 2019-Winter
dynabook T 2019-Winter
▲拡張端子は本体左面(写真1枚目)と右面(2枚目)に振り分けられたレイアウト。SDカードスロットは本体正面(写真3枚目)に位置します


そして隠れたポイントが、USB Type-C......というよりUSB PD(Power Delivery)給電です。T9/T8ともに先行したdynabook GシリーズやZシリーズと同じく、「7.5W(5V)以上の電力であれば電源供給が可能」という、使い勝手に優れた仕様のため。

緊急時にはモバイルバッテリーなどからも給電が行えるため、上述の急速充電と合わせて万が一のトラブルに強い仕様と呼べるところです(ただし基本的には、純正オプションのUSB PD対応ACアダプターを推奨するとのこと)。なお本体付属ACアダプタは専用端子タイプです。

dynabook T 2019-Winter
▲T9のCPUやストレージをデバイスマネージャで確認したところ


また基本性能もホームノートPC上位モデルの水準をキープ。CPUにはTDP 15W/4コア8スレッド動作のインテル『Core i7-8565U』を採用。昨今ライバルで導入が進む、より強力なTDP 45W版(発熱と消費電力が大きいが、性能も高い)ではありませんが、消費電力と処理速度の効率に優れるのがメリットです。

上位モデル『dynabook T9』の基本仕様は、

  • 本体サイズ......約379×256.5×23.7mm(幅×奥行き×厚さ)
  • 本体重量......約2.4kg
  • ディスプレイ......16.1インチ、フルHD解像度液晶(ノングレア処理)
  • CPU......インテル製 Core i7-8565U(TDP 15W、4コア8スレッド、標準1.8GHz、ターボ時最高4.6GHz)
  • メモリ......標準16GB(8GB×2)/DDR4-2400
  • ストレージ......256B SSD(NVMe)+1TB HDD
  • 光学ドライブ......BD-XL対応Blu-ray Discドライブ
  • バッテリー駆動時間......最大約9時間(JEITA 2.0測定法)
  • USB端子......USB Type-C×1(映像出力とUSB PD充電対応)、USB 3.0 Type-A×3
  • 拡張端子......フルHDMI(4K対応)、有線LAN(RJ-45/1000BASE-T)、3.5mmヘッドセットジャック、フルサイズSDカードスロット
  • Wi-Fi......802.11ac(MU-MIMO対応)
  • 生体認証機能......顔認証(Windows Hello対応)
  • 標準搭載OS......Windows 10 Home 64bit版

といったところ。珍しいのは、現行モデルから引き継ぎ、RAMが標準16GBとなっている点。最上位モデルのみとはいえ、量販店モデルのホームノートPCでこれだけの容量は非常に珍しい構成です(ここはぜひ他社も見習ってほしいところ)。

若干廉価となる『dynabook T8』の基本仕様は以下の通り。
  • RAM......8GB(8GB×1)/DDR4-2400

実はT9とはRAM容量と構成のみが異なるという、意外とありそうでない差となっているのが興味深いところ。一般的にグレード差が付けられるCPUやストレージ構成、そして生体認証機能や光学ドライブといったところはすべて同一。Dynabook社製品の特徴である「標準保証が2年間」という点も変わりません。

dynabook T 2019-Winter

なお合わせて、15.6インチのフルHD液晶搭載モデル『dynabook T5/L』と『dynabook T4/L』も同時発表となりました。両モデルの発売は 11月15日。予想実売価格はT5が16万円台半ば、T4は12万円台半ば(双方ともOffice Home and Business 2019搭載)です。

T5はCPUにCore i5-8265U(4コア8スレッド)を、RAM8GB、ストレージに1TB HDDを搭載するスタンダード的モデル。現行機種と比べてCPUとRAMが強化され、バッテリー駆動時間も2時間延長(公称で9時間に)。さらにUSB Type-C端子が搭載されるなど、外観はほぼ変わりないながらも大きく強化された仕様です。

dynabook T 2019-Winter

T4はCPUにCeleron 4205U/RAM 4GB/1TB HDDを搭載する廉価モデル。現行モデルからは主にCPUとバッテリー駆動時間の延長(こちらも公称で9時間)、USB Type-Cの搭載など、T5に準じた強化がなされています。
またT4のみ、カラーバリエーションには『サテンゴールド』とピンクゴールド系の『フォーマルロゼ』が加わり、4色展開となります(T5は上位機と同じ2色展開)。

dynabook T 2019-Winter

このように、dynabook T9とT8は、液晶パネル側のナローベゼル化トレンドを「同一筐体での画面拡大に振った」基軸のモデル。
現状でのホームノートPCにおけるこのトレンドは、ライバルとなるFCCL(富士通クライアントコンピューティング)やNEC PC(NECパーソナルコンピュータ)が採用する「底面積の縮小に振った」アプローチがほぼすべてですが、こちらも(ウワサ通りMacBook Proも採用してくるのであれば)十分に一つの潮流となりえる考え方でしょう。

あえて流行に反して採用した(と言い切っても良いと思います)ノングレア加工と合わせて、16.1インチという画面サイズが大型ノートPCでの画面トレンドになるのか......という点でも注目できるモデルと呼べる存在です。



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