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F1レース、2030年までにCO2排出ゼロ実現を目指す計画。将来は「再生可能燃料」を使用?

バイオ由来の燃料とか?

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年11月13日, 午後02:50 in Green
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モータースポーツの最高峰F1を運営するFormula One Groupが、2030年にシリーズ全体のCO2排出量をゼロにするカーボンニュートラル化計画を発表しました。

モータースポーツと言えば、それを知らない人からすれば、自動車やバイクが爆音とともに高速で走り回る、環境保護とは正反対のスポーツと思われがち。しかし「走る実験室」という本田宗一郎氏の言葉にもあるように、時代に即した最先端の技術が生み出される研究の場でもあります。

Formula One Groupは複合材料やエネルギー改修システム、安全対策システムなおF1マシン開発で培われた革新的技術が、その後自動車だけでなく産業全体に広まっていることを示し、CO2排出削減についても、現在のF1マシンが搭載しているハイブリッド・パワーユニットを例に挙げつつ、その技術革新の先頭に立って行きたいとの意思を示しています。

F1マシンが搭載する"パワーユニット"は、1600ccV型6気筒気筒という市販車ポピュラーな形式のエンジンに、ターボチャージャー、熱エネルギー回収システム"MGU-H"そして運動エネルギー回収システム「MGU-K」を組み合わせ、最高出力は900~1000馬力に達する、世界で最も高効率なハイブリッドシステムです(もちろん、市販車ほどの耐久性はありませんが年間約7レースを走りきるよう規定されています)。したがって、「最も少ないCO2排出量で最高レベルのパフォーマンス」を引き出していると言い換えることもできるとFormula One Group CEOのチェイス・キャリー氏は発表で述べています。

ただ、ガソリンエンジンをその主要な動力源としている以上、どうしてもCO2排出からは免れないはずです。FIA会長のジャン・トッド氏は、FIAは数年前より環境および持続可能性委員会を設立し「再生可能なレース用燃料の研究」を行っていることに言及しています。2030年もF1マシンが内燃機関を使用しているとすれば、たとえば再生可能エネルギーを使って生成したバイオ燃料を用いることなどが考えられそうです。

世界20か国以上を転戦しているF1シリーズは、その航空機を使った移動によるCO2排出も考慮しなければなりません。さらにF1チームは数百~1000人を超える規模のファクトリーを持つ研究機関でもあります。カーボン素材を成形するオートクレーブや、マシン設計に不可欠な風洞設備は多大なエネルギーを消費しますが、Formula One Groupは計画によって「超高効率な物流と人員輸送、さらに100%再生可能なオフィスやファクトリー」を使うようになると述べました。またイベントを行う各サーキット施設でも、使い捨てのプラスチック素材を排除し、あらゆる廃棄物をリサイクルする、より環境に配慮したイベントをファンに提供するとしました。

いちファンの見解としては、環境に配慮するのは大切でも、そのためにF1マシンがその迫力や圧倒的なパワーを失ったり、モータースポーツとしての魅力を損なうようなことがないことを切に願いたいところです。そのうえで、背伸びをせず身の丈に合った環境対策を盛り込んでいくだけで十分な気もします。


※訂正:初出時、エンジンのタイプを直列4気筒と記していましたが、正しくはV型6気筒です。いちモータースポーツ好きとしてお恥ずかしい限りのド誤り、深くお詫びして訂正いたします。



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