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ハワイでAndroidスマホのVisaタッチ決済を試す:週刊モバイル通信 石野純也

eSIM推しの筆者ですが、今回はプリペイドSIMに回帰しました

石野純也 (Junya Ishino)
2019年12月4日, 午前09:45 in cashless
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クアルコムのイベントに参加するため、米ハワイ州にあるマウイ島に来ています。昨年、同イベントを取材した際には、iPhone XRを使ったeSIMの利用レポートをお届けしましたが、覚えている方はいらっしゃるでしょうか......。そんな"eSIM推し"の筆者ですが、今回は残念ながら、日本で事前にプリペイドSIMを調達する方法を選びました。

購入したのは、AT&TのプリペイドSIM。正確に言うと、「MOST SIM」というブランドで、米国に拠点を構える会社がAT&TのプリペイドSIMを再販したものになります。日本語に対応しており、Amaoznで購入できるため、手続きも簡単。Amazonプライムで注文の翌日に届き、すぐに事前のアクティベーションを済ませました。ハワイに降り立った当初は、なぜか3Gしかつかみませんでしたが、本稿執筆時点ではLTEもつかみ、そこそこの速度が出ています。

eSIM/Visaタッチ▲渡米用に、AT&TのプリペイドSIMを購入。Amazonで購入できる「MOST SIM」というブランドのもの

eSIM/Visaタッチ
▲SIMピンも同梱されている親切設計。事前のアクティベーション操作は渡航前でもできる
eSIM/Visaタッチ
▲LTEをつかめば、速度もまずまず。ただし、Galaxy Note10+がAT&Tのバンドに完全対応していないためか、3Gに落ちてしまうこともあった

ただし、テザリングは非対応。試しにドコモ版のGalaxy Note10+でテザリングをオンにしてみたところ、ドコモのSIMカードを挿しているときと同じように、隠れAPNに切り替わり、データ通信ができなくなってしまいました。今回はあくまでスマホ用と割り切っていたので問題ありませんが、テザリングが必要な場合は、同じMOST SIMのT-Mobile版を選択した方がよさそうです。

結論から言えば、北米ならではの特殊な周波数事情があるため、端末は選ぶものの、コストパフォーマンスは高いSIMカードであることは間違いありません。年末から年始にかけ、海外旅行やCESの出展、取材、視察などで渡米する方も多いかもしれませんが、利用を検討してみる価値はありそうです。

ちなみに、なぜ今回プリペイドSIMに回帰したかというと、理由はやはりそのコスト。MOST SIMは、データ通信が使い放題で、日数に応じて金額が変わってくるプランを用意していますが、5日間プランのAT&T版は、わずか1780円。一時滞在の旅行者向けに特化しているだけあって、現地でAT&TのプリペイドSIMを調達するより、割安な料金が設定されています。

eSIM/Visaタッチ▲5日で料金は1780円ポッキリと、非常にお得。テザリング可能なT-Mobile版も選択できる

北米では、T-MobileがプリペイドのeSIMを提供しており、過去には筆者も利用したことがありますが、こちらは料金が少々お高め。開始時点からプランの内容はやや変わっていますが、それでも最低40ドル、10GBからとなっているため、1週間以下の短期滞在で契約するかどうかは悩ましいところ。ドコモであれば、国際ローミングの「パケットパック海外オプション」が、5日間で3980円、7日間で5280円のため、無理に契約する必要はない印象です。

香港キャリアの「3」が提供しているローミング用のeSIMを利用する手もありますが、こちらは10日間で138香港ドル。日本円にして、1900円強といったところで許容範囲ですが、今回はコストをシビアに見て、MOST SIMにしてみました。3香港のプランは便利で、筆者もたびたび活用していますが、1日500MB以上使うと速度制限がかかってしまう点もネックだと感じています。

■Google Payの「Visa タッチ決済」を試す

コスト以外のもう1つの理由として、始まったばかりのGoogle PayによるVISAのタッチ決済を利用してみたいという動機がありました。Google Payには、ソニー銀行のSony Bank WALLETを設定してあります。ぶっちゃけ、日本では出番が非常に限られるGoogle PayのVISAタッチですが、本領を発揮できるのはむしろ海外。米国でもNFC決済の対応端末が増えており、クレジットカードやデビットカードのほか、スマホをかざして決済するシーンを見かけることも多くなっています。

eSIM/Visaタッチ
▲Google Payに対応したSony Bank WALLET

Sony Bank WALLETの魅力は、海外で使ったときのレートのよさ。外貨普通預金口座を開設している場合、その口座から直接、現地通貨が引き落とされ、海外利用手数料のようなものがかかりません。外貨預金が不足している場合は、自動的に日本円から当該通貨に両替され、そこから残高が引き落とされます。ドルの場合、為替コストは1ドルあたり15銭。率にすると、0.1%強。一般的なクレジットカードが1.6%〜2%、プリペイドカードだとau WALLETのように4%かかることもあるため、この手数料の低さはまさに破格です。

eSIM/Visaタッチ▲手数料が外貨購入コストだけで、一般的なクレカより海外での決済が割安。筆者の周りでも、愛用している同業者が多い

ただし、これまでは、スマホのNFC決済に非対応なのが難点でした。仕方なく、財布からカードを取り出していましたが、ポケットに入れたスマホで支払えるのであれば、それに越したことはありません。その意味で、Google PayのVISAタッチにSony Bank WALLETが対応したのは、海外出張が多い筆者にとって、非常にうれしいニュースだったと言えます。

実際、ハワイのスーパー2か所でGoogle Payを使ってみましたが、使い方は非常に簡単。米国の場合、購入するもののバーコードを店員さんが読み取ったあと、利用者側が自らレジ横に設置されている端末にクレジットカードを挿す/スワイプするのが一般的ですが、Google PayのVISAタッチでも、ここにロックを解除したスマホをかざすだけでOK。かざすとすぐに決済が終わり、端末には通知が届きました。Google Payアプリからは、決済の履歴を確認することもできます。

eSIM/VisaタッチeSIM/Visaタッチ▲ロックを外してスマホをかざすと、画面にカードの券面が出現。すぐに決済が完了した

eSIM/Visaタッチ
▲決済が終わると、端末には通知が届く

eSIM/Visaタッチ
▲Google Payのアプリから、履歴を確認できる

メインカードに設定しているカードは、ロックが解除されていれば、どの画面でも利用できます。一方で、複数設定したカードのうち、メインカード以外を使いたいときは、Google Payアプリを開いて、そのカードを表示させて決済端末にかざします。おサイフケータイとは異なり、ロックを解除するひと手間はありますが、複数のカードを使い分ける場合、iDのように面倒な切り替えは不要。海外で(こそ)使えることと合わせ、この点はNFC決済ならではのメリットと言えるかもしれません。

ただ、Google Payは当然ながらAndroid専用。AndroidでeSIMを利用できる端末はまだPixel 4/4 XLなど一部の機種に限られており、筆者の持つGalaxy Note10+もeSIMには非対応です。ここでようやく話がeSIMに戻ってきましたが、そんな理由もあり、今回はあえてプリペイドのSIMカードに回帰したというわけです。VISAタッチがApple Payに対応するか、eSIMがAndroid端末で標準になれば、このような使い分けに頭を悩ませる必要はなくなるかもしれませんが、交渉事も絡む話なだけに、すぐに状況は変わらない可能性も高そうです。



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