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フォーミュラE、2020年秋開始のシーズン6よりFIA世界選手権に昇格。自動車メーカー10社が参戦中

自動車メーカーに大人気

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年12月4日, 午後01:30 in Transportation
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国際自動車連盟(FIA)の世界モータースポーツ評議会(WMSC)が、電動フォーミュラカーによるレース「フォーミュラE」を2020-2021年に開催する"シーズン7"より、FIA世界選手権に格上げすることを正式に発表しました。これでフォーミュラEはF1世界選手権、世界ラリー選手権(WRC)、世界耐久選手権(WEC)、世界ラリークロス選手権(WRX)、世界カート選手権につづく6番目のFIA世界選手権になります。

フォーミュラEは2014年に初開催され、早くも6年目となる"シーズン6"が11月22日に開幕したところ。現在のマシンは第2世代となるSpark製SRT-05Eを全チーム共通で使用するものの独自のパワートレイン(モーター、ギヤボックス、インバーター、クーリングシステム)開発が許可されており、ここが各チームの技術開発のしどころとなっています。

自動車業界は欧州を中心に電気自動車のラインナップ拡大が加速しています。そのため技術開発やマーケティングのメリットを見込んだ自動車メーカーによるフォーミュラE新規参戦が相次ぎ、シーズン6ではメルセデスベンツ、ポルシェというビッグネームがシリーズに加わりました。既存のチームでもBMWアウディ、DS、ジャガー日産といった錚々たる顔ぶれがこのシリーズに集合。一方で、第1シーズンから参戦を続けるEV専業メーカーのNIOも健在です。

FIA世界選手権への格上げは、フォーミュラEの年間王者にはドライバー/チームともに"世界チャンピオン"の称号が与えられることを意味します。そして、この流れはFIAが電気自動車によるレースをエキシビジョン的なイベントではなく、最も重要なモータースポーツのひとつと認識していることを示すものと言えるでしょう。

フォーミュラEは1日で完結するコンパクトなフォーマットで行われます。そのため観客も気軽に観戦に訪れることができ、観客数は順調に増加していると言われています。レースそのものは絶対的な速度が低く、多少の接触に強いマシン構造と狭いコース設定のため、ガチャガチャとぶつかり合いになる傾向が強いものの、アタックモードレーンの導入ファン投票による人気ドライバーのマシン性能アップといったテレビゲーム的要素の導入がレースの展開に意外性を追加しており、モータースポーツに馴染みの薄い観客も楽しめるポイントになっているかもしれません。

またフォーミュラEの世界選手権化は自動車レースの騒音やCO2排出に目くじらを立てる環境活動家に対する再生可能エネルギーへの取り組みとして堂々と提示できる回答になるでしょう。

FIAにとってはその規模や格式、人気の点で今後もF1がモータースポーツの頂点に変わりないものの、フォーミュラEもその人気が一時的でなく世界に定着すれば、重要な世界選手権として成長していくはずです。



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