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AIスピーカーで高音質環境は普及するか。「Echo Studio」「Amazon Music HD」で攻めるAmazon

日本のEchoユーザーの音楽利用率は9割弱

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2019年12月4日, 午後09:05 in Amazon
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12月5日に出荷開始となるAmazonの新スマートスピーカー「Echo Studio」。音質にこだわったEchoシリーズで最上位ランクの製品です。この発売にあわせて、Amazonはスマートスピーカーの体験会を実施。Amazon本社の開発チーフも登壇し、そのこだわりを紹介しました。

天気予報などの情報を教えてくれたり、家電を操作したりできるスマートスピーカー。さまざまな機能がある中でも、とりわけ重要な機能が音楽再生だと言います。アマゾンジャパンでAlexa部門を統括する大木聡氏は、日本のEchoユーザーが87%は音楽機能を利用しており、平均で週に5時間は音楽を楽しんでいると紹介。「ニーズに応えられるような高音質なデバイスを拡充していきたい」と話しました。

Amazon Echo
▲大木聡氏

そうしたニーズに応えていくなかで、高まってきているのが高音質な再生環境にアップグレードしたいという需要。Amazonでは音楽配信サービス「Amazon Music HD」とスピーカーの「Echo Studio」の2製品をもって、そのニーズに対応しています。

Amazon Echo▲大木氏が「これは初公開だと思う」と紹介したAlexaの音楽関連コマンドリスト。好きな音楽を目覚ましの代わりにするコマンドのようなニッチなものもあります

■Amazon Music HDで「3Dオーディオ」に対応

9月に日本でもサービスが開始された「Amazon Music HD」は、CD以上の音質を持つハイレゾ音源が聴き放題というサービス。6500万曲規模という膨大なラインナップがCD音質相当で聴ける上、数百万曲はCDを超える音質だとしています。さらに12月5日からは、"3Dオーディオ"の配信も開始されます

Amazon Echo

3Dオーディオではドルビーの「Dolby Atomos」と、ソニーの「360 Reality Audio」という2つの方式をサポート。音楽を聴く人の周囲まで包み込むような、立体感のあるサウンドが特徴です。

Amazon Echo

こうした最先端のコンテンツを提供するAmazon Musicですが、ユーザーファーストという思想で知られるAmazonならではと言えるのが、サービスラインナップを複雑にしすぎない点。楽曲ラインナップはCD相当の曲も高音質名曲もすべて横並びで表示され、Echo Studioで呼びかけたときはその曲が3Dオーディオをサポートしているならサラウンド再生されるといったように、ユーザーをわずわらせないような再生方法をとっています。

Amazon▲Amazon Music HDについては米AmazonのMusic事業担当副社長 スティーヴ・ブーム氏から紹介されました

また、オーディオ環境が十分に用意できないデバイスでも、ストレスなく再生できるような工夫も取られています。たとえばiPhoneの場合、ハイレゾ音源は48KHz/24bitまでしかサポートしていませんが、再生できる範囲のストリーミング提供しつつ、アプリ上で再生している音源を確認できるようになっています。さらに、LTEのネットワークが不調なときなどには、確保できる通信速度にあわせてビットレートを落として再生するような仕掛けもほどこされているとのことです。

Amazon Echo

■置くだけでサラウンド環境が構築できる「Echo Studio」

Amazon初のハイレゾ対応スマートスピーカー「Echo Studio」は、こうしたストリーミング環境の高音質化にあわせて登場しました。1台置くだけでより簡単にサラウンド再生の環境構築ができる製品となっています。

Amazon Echo▲新たに投入されたEcho Studioは、音質にこだわったフラッグシップモデル。サイズも音も重量級です

スペックなどの詳細は発表時の記事でも紹介されていますが、スピーカーユニットは計5台の構成で、5.25インチウーファー1台、2.0インチミッドレンジスピーカー3台、1.0インチツイーター1台を搭載しています。

さらに設置するだけで部屋の音響特性を解析し、サラウンド再生に必要な調整を加える機能を搭載。ユーザーとしては手軽に使えるような工夫を施しています。この音響特性の調整機能にはAIによる改善が取り入れられており、再生環境の変化をリアルタイムで捉えて、出力に反映されるとしています。

実際に3Dオーディオを試聴してみると、正面にあるスピーカー1台から鳴っているとは思えない迫力があり、サラウンド再生が機能していることがわかります。それでいて高音はクリアに伝わり、鳴り響く低音も聴いていて不快感がありません。 1台で2万4980円(税込)のスピーカーとしては十分すぎる音質を持っていると感じました。

Echoシリーズでは、2台組み合わせてより立体感のあるオーディオ再生が可能で、Echo Studioを2台用意すれば、5万円ほどで迫力のあるオーディオ環境が構築できるとしています。

さらにEcho StudioにはFire TVとの連携機能もあり、テレビと組み合わせるだけで高機能なテレビスピーカーに変貌します。

Amazon Echo

米AmazonでEchoデバイスの開発を主導するフィル・ヒルメス氏(Director, Audio Technology)は、「どなたでも、音楽を聴く方にはいい品質で楽しみたいという欲求があると思う。そうした要望に応えられるようEcho Studioを用意した」と紹介。初の導入となったサラウンド再生については「かなりの完成度で届けることができたが、後ろから回り込むようなサウンドについては、今後の改善の余地がある」と話しました。

■松任谷正隆氏が語るハイレゾ論

体験会ではゲストとして音楽プロデューサーの松任谷正隆氏も登壇。AIスピーカーの登場で変わる音楽シーンについて語りました。

Amazon Music HDでは松任谷氏がこれまで手がけた400曲以上を網羅していますが、松任谷氏自身も新しいデバイスに触れることで、創作へのインスピレーションを得ているといいます。

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▲最初は「Alexa」と話しかけるのも恥ずかしかったと語る松任谷氏。最近では夜寝る前によく「鳥の声」や「波の音」をかけるなど、使いこなしているそうです

松任谷氏は「昔のミュージシャンの先生はレコード屋のおじさんだった。知らない曲、アーティストをオススメしてくれる存在で、その人がいなかったら今の自分はできていないという人がいた」と話し、今ではスマートスピーカーのレコメンド機能がその役割を担いつつあると指摘。「オーディオの技術が発展すると、音楽家はそれにあわせた新しい曲を作る。スマートスピーカーで試聴環境が変わると、それにあわせた曲が登場してくるのではないか」と期待を示します。

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ストリーミングへの以降で高音質化が進んでいる状況は歓迎の様子で、同氏は「(収録音源をCDに落とす)マスタリングの仕事はいわば美味しい料理をレトルトにするようなもので嫌いだった。いい環境で収録した音楽を美味しい状態で味わってもらいたい」と語りました。


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