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ファーウェイのMate 30、米国製パーツは一切使わず。昨年からブラックリスト入りは予測(WSJ報道)

しかしGoogleサービスは置き換えが利かないようです

Kiyoshi Tane
2019年12月4日, 午後02:00 in smartphone
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ファーウェイは米国政府から事実上の禁輸措置を受けていますが、最新フラッグシップMate 30シリーズには米国製の部品が一切含まれていないことが明らかとなりました。

5月に米トランプ政権は対中貿易摩擦が激化するなか、ファーウェイおよび関連会社を政府の許可なく取引することを禁じるブラックリスト(エンティティーリスト)へと追加しました。とはいえ、米商務省は米企業からファーウェイへのライセンス要求を受け付け、そのうち4分の1〜半分程度は認可されており、輸出の一部は再開されています。

しかしスマートフォン分析会社のUSBおよびFomalhaut Techno SolutionsがMate 30およびMate 30 Proを調べたところ、米国製の部品は1つも使われていないとのことです。ここでいう米国製とは、米国を拠点とした企業が海外工場で生産した分も含まれています。

さらにFomalhautは、Mate 30シリーズ以外でも、5月以降に発売されたファーウェイ製スマートフォンでは米国のサプライヤーへの依存度を減らしたり、米企業のチップを排除していると報告しています。分解レポートでおなじみのiFixitやTech Insights Inc.による解析も、同様の結論に達しています。

Mate 30では、従来は米Cirrus Logic製だったオーディオチップがオランダのNXP製とされ、QorvoやSkyworksが供給していたパワーアンプはファーウェイ傘下のHiSilicon製チップに置き換えられているとのこと。匿名ファーウェイ幹部からは、米政府による圧力の高まりからブラックリスト入りは予想しており、昨年からスペアパーツの備蓄を始めるなどの準備を進めていたことも語られています。

そうして米企業への依存度が減ったとはいえ、一部のファーウェイ製デバイスは依然として米国サプライヤーからの部品が使用されています。もし仮にハードウェアの調達先をすべて移行できたとしても、問題はソフトウェアでしょう。まさにMate 30シリーズはカメラ性能などが「世界最強スマホ」との呼び声が高いものの、Google Playサービスが非搭載のため、日本での発売は未定のままです。

ファーウェイCEOは「Googleなしでもスマホ世界一になれる」と言いつつ、米国サプライヤーとの連携ができなければ「代替手段に頼らなければならない」とした上で「米国政府が米国企業にとって何が最善かを検討できるよう祈っています」と呼びかけていました。つまり米国企業、中でもGoogleとの縁を切るつもりはないとも受け取れます。

独自のHarmony OSをグローバルで発表したファーウェイですが「決してAndroid OSやiOSに取って代わる存在ではなく、将来を見据えたもの。マイクロカーネルをベースとしたOSで、今後はウォッチやイヤホン、スマートスピーカーなどに搭載していく」として、スマートフォンへの言及は避けていました

さすがのファーウェイといえども、中国本土以外でGoogleのエコシステムを自前でゼロから築き上げるのは困難と見ているのかもしれません。



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