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アップルが買い取る可能性も? 米ブロードコムがRF部門の売却を検討か(WSJ報道)

インテルのスマホ向けモデム事業に払った額の10倍以上です

Kiyoshi Tane
2019年12月19日, 午後04:00 in 5G
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米国の通信関連半導体大手企業ブロードコムは、ワイヤレスチップの一種であるRF(無線周波数)部門の売却を模索中との噂が報じられています。その売却先の候補の一つとして、同記事を伝えるThe Wall Street Journalがアップルを示唆しています。

ブロードコムはクレディ・スイスと協力して、売却先を探しているとのことです。同社のRF部門は2019会計年度には22億ドルの収益を上げたことから、売却額は100億ドル(約1兆1000億円)に上る可能性があるが、達成可能どうかは不明であり、合意が実現しないかもしれないとのことです。

焦点となっているブロードコムのRF部門は、携帯電話や基地局で必要な周波数だけを通し、不要なものをフィルタリングする、いわゆるFBAR(フィルムバルク音響共振器)市場のリーダー的な存在でした。しかし近年ではライバルのQorvoによる小型で信頼性が高い新技術などが登場し、競争の激化に直面していると伝えられています。

そんな最新RFチップは、5G対応スマートフォンで最高のパフォーマンスを引き出すために不可欠とされています。そこで売却先としてWSJが示唆しているのが、ブロードコムの主要な取引先であるアップルです。同社は2018年において、ブロードコムの純収益の約25%を占めていました。

アップルは社内で独自の5Gモデムチップを開発中と噂されており、その動きを加速するためにインテルのスマホ向けモデム事業の"大半"を買い取ったと見られています。

さらに5Gモデムチップを供給する予定のクアルコムが、iPhone 12(iPhone2020年モデル)にはRFフロントエンドの実装が間に合わないと認めたことで、かえって5G時代におけるRFの重要性がクローズアップされていました。

ゆくゆくはiPhone向け5Gモデムチップを自社開発し、クアルコムへの依存をなくしたいと見られるアップルにとって、今回の売却話は渡りに船とも思われます。とはいえ同社がインテルのスマホ向けモデム事業の"大半"に支払った額は10億ドル(約1100億円)であり、その10倍を以上をRF部門だけに払う用意があるのか、注目したいところです。


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