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ボーイングの宇宙船Starlinerが帰還。ISSドッキング見送るも「目的としたデータの85~90%は収集できた」

問題は次までに修正します

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年12月23日, 午後02:10 in Space
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12月20日に初の無人飛行試験で軌道へと打ち上げられたボーイングの宇宙船CST-100 Starlinerが、米ニューメキシコ州にあるホワイトサンズ・ミサイル実験場へ帰還しました。当初予定した国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングはシステムのタイミングがずれたことで見送られはしたものの、帰還はスムーズに完了しています。

米国の宇宙船(宇宙カプセル)といえば、以前は海へと着水するのが普通でしたが、今回は中に飛行士はいなかったものの陸地への着陸となりました。StarlinerにはRosieと称するダミーが搭乗しており、ISSへのドッキングこそならなかったものの、帰還までの間に今後の有人飛行に向けた貴重なデータを収集しました。

ボーイングの宇宙事業担当VPジム・チルトン氏は着陸後の会見で、おそらくチームが想定していた約85~90%の情報を収集できたと評価しました。そしてISSへドッキングできなかった原因を必ず修正するだろうと述べています。

次の打ち上げがいつどのような形で行われるかはまだ明らかではありません。ボーイングとNASAは2020年には有人飛行試験を行うことを期待していましたが、それまでに修正しなければならない問題もまだいくつか残されているとのこと。

NASAはISSとの人員輸送におけるロシア・ソユーズへの依存を軽減するため、ボーイングおよびSpaceXとの間で宇宙船開発契約を結んでいますが、両者ともその計画は遅れ気味。NASAはやむなくロシアとの間でソユーズ搭乗権の購入を延長しています。




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