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1GBが約330円、iPhone 11で使える激安ローミングeSIMを米国で試す(石野純也)

米国向けとしては破格の安さ

石野純也 (Junya Ishino)
2020年1月10日, 午前11:30 in Mobile
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今年も、CESの取材をするため、三が日終了とともに米ラスベガスにやってきました。すでにEngadgetにもたくさんの記事が上がっていますが、ガジェットも盛りだくさんで、筆者の関心がある5Gに関連したプロダクトも数多く出展されています。

それはさておき、海外取材と言えば、やはりeSIM。今回も、iPhone 11にeSIMのプロファイルをダウンロードして、取材のお供にしています。

CESの取材用としてAiraloのeSIMを試した

昨年のCESではT-MobileのeSIMを試してみましたが、本家T-Mobileは価格が高めなのがネック。米国キャリアに直接つながるため、遅延が少ないのはメリットですが、10GBで40ドル(約4360円)からと、「これならローミングでもいいのでは......」という価格になっています。米国はローミング専業キャリアの料金も比較的高く、なかなか回線選びが難しい国の1つです。

今回試してみたのは、AiraloというローミングキャリアのeSIM。特徴的なのはその価格で、1GBプランが3ドル(約330円)と激安です。なぜかボリュームディスカウントが効かず、3GBプランは11ドル(約1200円)と、1GBプランを3回おかわりした方が安くなる計算ですが、3GBが1000円を下回るのは、米国向けの料金プランとしてはかなり魅力的。10GBプランも26ドル(約2840円)とT-Mobileより安めの設定です。

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▲価格は1GBで3ドルから。1GBプランのみ、有効期限が7日とやや短い

米国でのeSIMを使った格安な通信手段としては、香港キャリアの3香港のローミングプランを使うという手もありますが、こちらは1日500MBまでという制限があり、ハードに使うと、超えてしまう日もあります。1日15香港ドル(約210円)と安価ですが、Airaloは3香港の2日分の1GBで3ドルのため、単価は安いことに。1日ごとの容量制限はないため、7日かけてゆっくり1GB使えば、通信費が3ドルで済んでしまう計算になります。

eSIMの購入はアプリから行えます。AppStoreからアプリをダウンロードして、アカウントを作ったあと、「ストア」のタブから行きたい国や地域を選択しましょう。複数の国や地域を周遊しない場合は、「現地のeSIM」というタブを選択すればOKで、「アメリカ合衆国」を選ぶと、容量別のプランが表示されます。まずはお試しということで、今回は1GBプランを選んでいます。

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▲アプリを開いたら、「現在のeSIM」タブから「アメリカ合衆国」を選択

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▲プランを選び、「今すぐ購入」ボタンをタップする

プランを選んだら「今すぐ購入」をタップ。あとはクレジットカード情報を入力して、注文を完了させればプランの購入が完了します。PayPalも利用できるため、アカウントがある人は、そちらを使えば手間がより少なくなるかもしれません。購入が終わると、「エアマネー」と呼ばれるポイントが付与されます。これを貯めていけば、後々無料でプランを購入できます。

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▲支払いには、クレジットカードのほか、PayPalなども利用できる

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▲支払い額に応じて、エアマネーと呼ばれるポイントも付与される

ここからが少々特殊で、今までにないパターン。通常、この手のアプリはiPhone側のAPIを叩くことで、そのままeSIMプロファイルの設定を行いますが、Airaloのアプリにはその機能が備わっていません。購入後できるのは、QRコードの表示と手動インストール用のSM-DP+アドレス、アクティベーションコードの表示だけ。前者は、iPhoneで表示してもiPhoneでは読み取れないため、iPhone単体で操作を完結させたいときは、後者の手動インストールを選ぶ必要があります。

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▲QRコードと手動インストールを選べるが、前者は別の端末で開くためのもので、iPhoneで開くと当然ながら読み取ることができない

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▲単体で済ませたいときは、「手動インストール」を選ぶのが正解

SD-DP+アドレスやアクティベーションコードが表示されますが、特に後者は桁数が多く、手入力は大変。コピペは可能なため、設定アプリとAiraloアプリを切り替えながら、コピーとペーストを繰り返す必要があります。

手動インストールでSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを開いたら、「設定」アプリの「モバイル通信」から「モバイル通信プランを追加」を選び、いつものQRコード読み取り画面を表示させてください。ここで、「詳細情報を手動で入力」をタップすると、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを、手動で入力する画面が表示されます。

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▲eSIMの設定画面で、「詳細情報を手動で入力」をタップする

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▲アプリからのコピペで「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を入力していく

入力終了後の流れは他のeSIMと同じ。副回線に設定されるため、デフォルト回線の選択やモバイルデータ通信にどちらを使うかなどを選択していけば、設定は完了します。プランの購入も終わっているため、設定後、すぐに使い始めることができます。

ローミングキャリアのAiraloですが、米国での回線はT-Mobileを利用します。これはプランの詳細に記載されていたとおり。通信速度はまずまずで、CESのプレスルームでは、下りが37Mbpsと快適でした。

T-Mobile回線のため、建物の奥などで電波が弱くなることはありますが、つながると非常に速度が高いのがT-Mobile回線ならではと言えるかもしれません。その意味で、AT&T回線を使う3香港とは、補完関係にあります。どちらも料金が安価なため、2回線契約して、場所に応じて切り替えながら使ってもいいでしょう。

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▲つながると速いが、ローミングのため遅延が大きい

上に掲載した速度測定の画面を見ていただければお分かりのとおり、ローミングになるため、遅延は大きめで、表示するサイトによってはやや読み込みの開始が遅いと感じることもあります。設定画面を見ればすぐに分かりますが、ローミング元の回線はシンガポールキャリアのStarHub。米国からシンガポールまでの物理的な距離を考えると、この遅延にもある意味納得できます。

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▲設定を見ると、シンガポールのStarHub経由でローミングしていることが分かる

とは言え、1GBで3ドルは米国向けの回線としては破格の安さ。24時間980円と国際ローミングも安価になりつつありますが、それを大きく下回っているのは魅力的で、渡米時に利用する回線の定番になりそうです。米国以外のプランもリーズナブルなため、海外旅行や出張が多い人は、ぜひ利用を検討してみてください。


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