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パナソニックのHDR VR Glassで攻殻機動隊のバトーになってきた(本田雅一):CES 2020

まるで4Kシアターのような画質、将来はフル電子型HDR AR Glassに?

本田雅一, @rokuzouhonda
2020年1月9日, 午後04:30 in CES2020
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米ラスベガスで開催されているCES 2020で、パナソニックが世界初のHDR対応VR Glassを披露しています。さっそくデモを体験してきました。


HDR VR Glass

今回披露されたVR Glassではメガネの"つる"の端にUSB Type-Cコネクタを装備。ここから電源と映像を流し込む合理的なデザインです。ディスプレイはKopin社のマイクロOLEDで、4K解像度のパネルを2枚搭載します。VR映像としては6K以上のソースを用いることでデバイス本来の質を活かせるそうですが、なにより驚いたのは「メッシュ感」のなさ。

メッシュ感とは「スクリーンドア効果」とも言いますが、画素間の隙間が目で見えてしまうことです。これがあると興ざめですが、このVR Glassは極めて高精細なOLEDデバイスにより、まるで映画スクリーンのようにシルキーな映像。

パナソニックが4K映像のデモで使う、6K撮りにてジャズクラブを映した4K映像があるのですが、これを最新の4K OLEDで観ているかのような高画質で楽しめます。ここまで高画質だと、あまり"疲れ"のようなものも感じません。正直、VRは脳みそ疲れるから嫌だ......なんて人でも期待して欲しいぐらいですよ。

HDR VR Glass

掛け心地もよく、ゴーグル型なんてリアリティないよねと思っていた僕も、これならば結構イケるんじゃないか?? と考えを改めました。

もちろん、通常のVR映像も美しく、しかも応答性も良かったことを報告しておきます。

HDR VR Glass

そしてもうひとつ。

実はレンズが交換式で、交換することでさまざまな視力のひとに対応できます。メガネをしたままVRゴーグルをするのではなく、そもそもこのVR Glassに自分用のレンズを簡単に装着できます。また、瞳間の距離もブリッジ部をクルクルと回すことで簡単に調節できるのです。

このあたりは僕のYouTubeチャネルにて交換の様子を紹介していますから、ぜひチェックしてみてください。



HDR VR Glass

またイヤホンにもこだわりが。

テクニクスの高級イヤホンEAH-TZ700にも使われている磁性流体を用いたドライバユニットを用い、よりVRにフィットするように超低域から高域までフラットな特性で合わせ込んだイヤホンが内蔵されています。

肝心の価格ですが、なんとなくの希望的観測で10万ぐらいでしょうか? もう少し高くなるかもしれませんが、かなり期待できそうですよ。

HDR VR Glass

最後に蛇足ですが、このVR Glassの前面に超広角カメラを付ければ、フル電子型のAR Glassになるんじゃ?? なんて質問をしてみたら「もちろん考えてますよ」との答え。そもそも、この製品のデザインは攻殻機動隊のバトーを意識したものだそうです。

まずはVR Glassとして成功する必要はありますが、5G時代は「リアル・バトーごっこ」で遊べるかもしれませんね。

CES 2020の最新ニュースはこちらからご覧ください。



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