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タフネスQWERTYスマホ「Titan」はBlackBerry民の選択肢になりえるか?

今後の成長が楽しみな端末です

神田 靖子, @ysk_knd
2020年1月21日, 午後06:30 in Android
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Jelly ProやAtomといった超小型スマートフォンを世に送り出してきたUnihertzがQWERTYキーボード付きのタフネススマートフォンであるTitanを発表し、Kickstarterでプロジェクトが開始されたのが昨年7月末、早々に支援をした筆者の手元には12月末に届きました。どんなものかと弄っているうちにシステムアップデートがあり、気になっていた点のうち改善されたものもありました。ファーストインプレッション的な所感をお届けしたいと思います。

タフでヘビーなQWERTYスマホ

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本体サイズは153.6×92.5×165.65mm、重さは303g、ディスプレイは4.6インチ(1430×1438ピクセル)、バッテリーは6000mAhと大容量でワイヤレス充電にも対応しています。CPUは2GHzのオクタコア、OSはAndroid9.0です。

IP67の防塵・防水性能を持ち、耐衝撃に優れたアウトドアに適したタフネス仕様とはいえ、303gは昨今の大型化されたスマートフォンたちよりもさらに重く、箱を手にした際のズッシリ感に思わず苦笑してしまいました。もちろん本体だけを持っても「重い」です。

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本体のほかにはACアダプタ、USB Type-Cのケーブル、イヤホン、SIM取出し用のピン、液晶保護用のガラス、ユーザガイド、保証書が同梱されています。また、液晶保護用のガラスは本体にも貼られている親切仕様です。

SIMスロットはnanoサイズ2枚に対応しており、SIM2はmicroSDとの排他使用となっています。
対応している通信方式とバンドが多いので海外でも便利に使えそうです。
・FDD/TDD LTE
1/2/3/4/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/34/38/39/40/41/66
・WCDMA
1/2/4/5/6/8/19
・TDSCDMA
34/39
・CDMA2000
BC0/BC1
・GSM
2/3/5/8

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▲VoLTEにも対応しており、手元のドコモ回線を使用するMVNOのSIMではVoLTEになることを確認できました。


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▲メニューが日本語化された例。左がアップデート前、右がアップデート後


届いた当初は日本語環境でもメニューや説明に英語が残っているなど、惜しいところが多々あったのですが、システムアップデート(Titan_20191212_20200115-1457)ではGoogleセキュリティアップパッチ、一部英語のままだったメニューやメッセージの日本語化、不具合や機能の改善や追加などがありました。

追加された機能は、ミニモード、Alt/Shiftキーの入れ替え機能、プログラマブルキーをctrlキーとして使う機能、FCC/CE/TELEC/JATEの認証ラベルなどです。Titanを入手された方やこれから入手される方は、まずシステムアップデートの確認と適用をおすすめします。

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今回のシステムアップデートで個人的に一番ありがたかった点は「FCC/CE/TELEC/JATEの認証ラベル追加」です。技適に関する表示はきちんと読める状態である必要があります。しかし本体背面に貼り付けられていたラベルは見るからに耐水性がなさそうで、せっかくのタフネス仕様なのに水場で使用することもままならない状態でした。これでようやくラベルを剥がし、厳しい環境でも安心して使用することができます。


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▲デフォルトの状態では仮想キーボードにKika-Keyboard、Google音声入力、そしてアップデートにより追加されたGBoard、物理キーボードにsw9523-keyがインストール・設定されています。

Titanの売りのひとつであるキーボードはQWERTY配列の3列仕様でバックライトを搭載。数字やよく使われる記号はaltキーを押した後に該当するキーを押すことで入力が可能です。最上段は左からShiftキー、メニューキー、ホームボタン(指紋センサ兼用)、戻るキー、altキーとなっています。ShiftキーとAltキーは設定にある「スマートアシスト」で入れ替えることができます。

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▲ブラウザのブックマークについては、どのブックマークを設定しても「ブックマーク」という名称になってしまいました。リンク先の名称になるか、名称を変更できるとさらに良いですね。


「スマートアシスト」の「キーボードショートカット」ではキーボードのショートカットを登録することができます。登録できるのはアルファベットの各キーに対し短押しと長押しの2種類です。物理キーボード付きならではの機能ですね。登録の対象は本体にインストールされているアプリ(全てではないようです)、連絡先からの直接発信とメッセージ送信、ブラウザ等のショートカットなど多岐にわたるので、普段よく使うアプリなどを登録しておくとより便利に使えそうです。

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また「スマートアシスト」にある「スクロールアシスト」を有効にすると、キーボード上を上下左右になぞるだけで画面をスクロールすることができます。使用できる環境やアプリに制限はあり、いつでも使えるわけではありませんが、ブラウザやメールなどで実際に使用してたところ画面をタッチしてスクロールするよりもやりやすいと感じました。


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本体の左側面にある赤いボタン(ショートカットキー)には任意の機能を設定することができます。「スマートアシスト」の「プログラマブルキー」ではこのショートカットキーをCtrlキーに割り当てることもできます。ショートカットキーとして使用する場合は、プログラマブルキーとして、短押し/長押し/ダブルクリックのそれぞれにショートカットや任意のアプリの起動の機能を割り当てることができます。

プログラマブルキーで割り当てたスクリーンショットと、電源ボタン長押しで表示されるスクリーンショットとボリュームダウンキー+電源ボタンでスクリーンショットは、同じスクリーンショットという名称ですが、仕様や動作が少し異なるようです。

電源ボタン長押しでのスクリーンショットとボリュームダウンキー+電源ボタンでのスクリーンショットでは、画面に表示されているものは全て保存されます。また、「スマートアシスト」にある「スクリーンショット」の設定や消音かどうかによらずいつでもシャッター音が鳴ります。

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一方、プログラマブルキーで割り当てたスクリーンショットでは、画像の上に表示されるメッセージなどは保存されません。表示するためのレイヤが違うものは保存されない、というイメージでしょうか。また、スクロールやクリップなどどのようにスクリーンショットを撮るか選択することができます。シャッター音は「スマートアシスト」の「スクリーンショット」の設定が反映されるようです。

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Titanのディスプレイは1:1に近い比率ということもあって、筆者が日々勤しんでいるポケモンGOでは表示の大きさが不自然になってしまい、上下が切れて表示される場合がありました。普段とは異なる比率での表示は不思議な感じで面白いのですがちょっと不便。

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そんなときはminiモードを有効にすることで、縦長の見慣れた縦長の画面に変わります。切り替えの方法は電源ボタン長押しで表示されるメニューから選択する方法と画面を3本の指で上から下へスワイプする方法があります。

カメラ性能は?

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カメラは背面が16MP(AF)、フロントが8MP(FF)の1つずつ搭載。カメラの撮影モードは、背面カメラが画像、プロ、動画、タイムラップスの4種類、フロントカメラはプロモードがなく、画像、動画、タイムラップスの3種類となっています。

プロモード選択時に設定できる項目はISO(100~1600)、ホワイトバランス(白熱灯、蛍光灯、温かな蛍光色、昼光、曇り、たそがれ、日陰)、露出(-2~+2)、となっています。ホワイトバランスの選択肢が面白いですね。

静止画の最大サイズは背面カメラが16M(4:3)の4672×3504ピクセル、フロントカメラが8M(4:3)の3264×2448ピクセルですが、デフォルトの状態では、背面カメラは12M(1:1)の3504×3504ピクセル、フロントカメラは8M(1:1)の2800×2800に設定されています。

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これらの撮影モードとは別に「水下カメラ」というモードがあり、ツールボックスまたはクイック設定から選択します。このモードを選択するとタッチパネルでの操作が無効になり、左右のボタンを使用して撮影モードの選択や撮影を行います。水中での撮影を想定した機能ですが、水中でなくても、手袋をしているときなどにも使えそうです。


作例をいくつか紹介します。Titanのカメラは思っている以上に寄れないようで、食べ物や花などは寄りすぎてピントが合わず撮り直すことが何度かありました。

仕上がりは全体的にあっさりめの色合いで、日常の記録やSNSへの投稿用としては十分という印象です。カメラ重視のスマートフォンを好む筆者には少し物足りないところもありますが、使用しているうちに昔の写真のような少し褪せた味のある雰囲気も感じられ、これはこれで良いかなと思いはじめたところです。

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今後の成長が楽しみなQWERTYスマホです

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▲左からJelly Pro、Titan、BB9900。並べるとTitanの大きさがさらに際立つ。

全体的にそれぞれの機能にまだまだ改善の余地がある印象ですが、現在では希少で変態の部類となってしまった物理キーボード付き、かつタフネス仕様のスマートフォンが、販売予定価格259ドル(約28,500円)、筆者が支援したKickstarter Specialでは239ドル(約26,500円)で入手できるのですからありがたいことです。

Titanは横幅が広いので手の小さな筆者には持ちにくく打ちづらいことが多々ありますが、未だにフリック入力が苦手でQWERTYキーボードを表示させてポチポチしている身としては、物理キーボードの方が便利で文章の入力がはかどります。

Unihertzは今後も最適化を継続し、またユーザーからのフィードバックにも対応していくとのことでユーザーとの真摯な向き合い方に好感が持てます。今後のアップデートや次の製品にも期待したいと思います。


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関連キーワード: android, qwerty, qwerty keyboard, smartphone, Unihertz
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