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ようやく登場! 国内向け初の5Gスマホ「AQUOS R5G」を触ってみた

「5Gに対応して何をするか?」が強く意識されていました

井上晃(AKIRA INOUE)
2020年2月17日, 午後07:30 in 5G
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シャープが2月17日に発表したフラグシップモデル「AQUOS R5G」を触ってきました。同機はSnapdragon 865 5Gを搭載し、サブ6の周波数帯に対応。国内向けとしては初の5Gスマートフォンになります。端末の仕様など、製品概要については既報にて紹介しているので、本稿では筆者のインプレッションをお届けします。

興味深いのは、5G時代にスマートフォンで何をするのか──が考えられていること。AQUOS R5Gでは、シャープの製品ラインナップにおける8K動画のエコシステムが強く意識されています。

Gallery: AQUOS R5Gの印象 | 8 Photos

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発表会場では、実際に5Gの通信を試せたわけではありませんので、通信関連の評価は未知数です(※)。しかし、背面のクアッドカメラや、AIを駆使した動画関連機能、強化した排熱機構などは、このテーマを中心にまとめられており、スマートフォンが5Gに対応する価値を最大化しようとする意思は伝わってきました。

ITコンシェルジュ▲画面は6.5型で、サイズは約H162×W75×D8.9mm、重さは約189g

ITコンシェルジュ▲側面はわずかに窪みを感じて指にフィットする形状だった。USB Type-Cコネクタのほか、上部に3.5mmヘッドホンジャック、右側面に音量キー・電源キーを備える

(※)編集部注:発表会場では電波暗室内で5G通信のデモンストレーションを実施。4G LTEで下り約250Mbps程度の速度がでる環境にて、5Gでは1Gbpsの通信ができる様子を披露していました

プロシューマー向け8K撮影カメラに

AQUOS R5Gにおける役割は、「8K時代にプロシューマー(動画コンテンツなどを制作する消費者)が気軽に使える8K動画撮影カメラ」といったところ。RAMは12GB、ROMは256GBあり、1TBまでのmicroSDもサポートしており、処理性能やストレージについても余裕を感じます。

ITコンシェルジュ▲クアッドカメラを搭載。カメラ横の小さい穴はマイクだ

背面カメラの構成は、望遠、高解像度、広角、ToFとなっています。画素数は、望遠、広角共に約1200万。約4800万の高解像度カメラも、4画素を合わせて使えば約1200万に揃います。UIとしては、静止画、動画共に0.7倍から16倍までズーム操作が可能で、レンズ切り替え時のガタつきはゼロではないものの、普段使いでは気にならない程度に滑らかでした。

ITコンシェルジュ▲カメラ画面のアイコンをタップすると、望遠や超広角のレンズに切り替えられる。長押しするとスライダが表示されるので、ここで0.7〜16倍まで調整可能

ITコンシェルジュ▲「8Kワイド撮影」モードには、左右スワイプで切り替える

撮影モードは、カメラアプリのUIを左右にスワイプすることで切り替える仕組み。8Kワイド撮影は、左端に用意されていました。どうしてもセンサーサイズが限られるスマートフォンでは、本格的なカメラと比べると取り込める光量が限られるため、暗所撮影でノイズが目立ちやすいという弱点こそあります。しかし、晴天の屋外など、光量が十分な場所では、8Kディスプレイに再生しても問題ないクリアな映像が撮影可能です。動画撮影用のカメラとしても訴求力は高いと思います。

8Kモニターがなくても楽しむために

サブ6で4Gbpsの通信が可能になると、理論上は1分の8K動画が6秒でダウンロードできる計算となります。5Gの商用サービスが始まれば高解像度動画の共有も容易になるのは確実です。一方、たとえ8Kで撮影できたとしても、それを表示できる機器を持った人はまだまだ限定的なことも事実。この点はシャープ自身も認識していおり、そのうえで役立つ「フォーカス再生」機能を用意するあたり、抜け目ありません。

同機能を使うと、8Kで撮影した動画の一部をズームして視聴できます。8K動画は、FHD動画が16モニター分並んだようなものなので、スマートフォン上では一部を拡大しても解像感を維持したまま視聴可能に。

ITコンシェルジュ
▲撮影した8K動画を「フォーカス再生」機能で視聴している画面。指定した人にズームされている。左上のサムネイルが本来の画角

例えば、2人の被写体が写った8K動画で、ダブルタップをして拡大するとしましょう。そうすると、AIがその人を認識。動きに合わせて、画面が自動でズームするなどして、その人を追いかけます。従来の動画とは異なる楽しみ方ができるという意味で、興味深い体験です。

ITコンシェルジュ▲熱伝導率の高い銅を用いることでCPUの熱をうまく逃がせるという

また、8K動画撮影や5G通信の対応によって気になる発熱にも、排熱機構を新しくすることで対策がなされている点も評価すべきでしょう。具体的には、放熱ブロックやシールドに、従来素材よりも熱伝導率の高い純銅が使われています。シャープ曰く、CPUが4W消費時に、CPUの温度を20度下げることに成功したとのこと。純銅は、従来素材よりも高価ですが、5G対応スマートフォンには必要なコストとして投資されています。

5G対応スマートフォン登場の良い皮切りになるのでは


「5G」は2020年春に商用サービスがスタートしますが、いざ5Gが始まったところで通信速度以外に何が変わるのかは、ユーザーにとって意識しづらいところでもあります。国内初の5G対応スマートフォンとして、AQUOS R5Gは、「5Gで何をするのか?」という部分をしっかり提案できたのではないでしょうか。

販路や価格については明らかにされませんでしたが、こちらはキャリアから発表を楽しみにしておきましょう。また、シャープとして、今後の「AQUOS」ブランドは全て5G対応にしていく、と断言していることからも、今後は普及価格帯のAQUOS Senseシリーズがどうなるのか気になるところです。

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関連キーワード: 5G, 8k, ai, Android, AQUOS, AQUOS R5G, sharp, Snapdragon865, tof
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