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アメリカ宇宙軍、初の衛星打ち上げが成功。軍用通信衛星AEHF-6を軌道へ

ロケットからの分離も成功

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年3月27日, 午後02:00 in Space
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米国の2020年度国防権限法成立により誕生した米軍6番目の軍種アメリカ宇宙軍(USSF)が、初の国家安全保障ミッションとして先進EHF通信衛星(Advanced Extremely High Frequency:AHEF)を打ち上げました。いままで計画を発表したり予算を取ったりロゴマークが『スタートレック』そっくりだと言われたりしてきただけだった新軍種にとってはこれが初めての具体的なミッションです。

アトラスVロケットによって打ち上げられたAEHF-6は1990年代に打ち上げられたMilstar軍事衛星の次世代を担う軍用通信衛星。ロッキードマーティンのウェブサイトには「陸海空で活動する戦略司令部と兵士たちの間で高い信頼性と安全性を保持した通信を提供する」と説明されています。

高度約2万2000マイル(約3万5000km)の軌道に位置し、最大でMilstarのおよそ5倍の通信速度を地上の兵士らひとりひとりに提供します。このシステムは米国だけでなく英国やカナダ、オランダといった同盟国も使用します。

"トランプ宇宙軍"初の大仕事となったこの打ち上げですが、これまでには5基のAEHF衛星がアメリカ空軍によって打ち上げられており、それを宇宙軍が引き継いだ格好です。



さて日本時間3月27日午前4時頃の予定だった打ち上げでは、一時カウントダウンがホールドされ「すわ、中止か」とも思われたものの、しばらくしてすべてのチェック項目がグリーンの状態になり、打ち上げウィンドウ終了まで1時間を切った午前5時20分頃に打ち上げが実行されました。

打ち上げ後の経過は順調なようで、打ち上げを担当したユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は、先ほど27日11時頃にAEHF-6衛星が無事にロケットから分離したと報告しています。



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