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せがれいじり(1993)の訳が分からない「バカ」っぷりに感服する:うえけんの「今そのゲーム!?」Vol.3

独自すぎる世界観

上野顕太郎, @ueken18
2020年5月10日, 午前10:00 in game
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──うえけんWiki──
上野 顕太郎(うえの けんたろう、1963年4月18日 - )は、かなりアナログな漫画家である。デジタルなEngadgetとの接点は編集長が20年前、ゲーム誌編集者であったとき連載を担当したからと言われる。よく使うフレーズは「暇だからな!」......というわけで、かつてプレイした方もいるだろうマニアックなゲームを掘り起こし、あの当時を偲んでいただきます。

「矢印のせがれがオブジェに触れると作文ができる。すると、他のオブジェが生まれたり、キリンのママが喜び、首が長くなったりする。そんな風にして、行けるセケンが広がってゆく。」果たしてそんなゲームがこの世に存在するだろうか?

答え=存在する。

まったく意味が分からないという方もいらっしゃるだろう、人に薦める時にどう説明すれば良いのか言葉に窮するが、事実はゲームより奇なり、存在するのだからしょうがない。1999年、恐怖の大王は落っこちて来なかったが、こんなゲームが誕生していたという訳だ。

作者は「ウゴウゴルーガ」(といっても、この、一世を風靡した早朝の子供向け番組も相当過去のものになってしまったが)にも参加していた、秋元きつね。独特のテンポや間合い、音の使い方、とぼけたBGMなどで、独自の世界を創りあげる。

作文は単語や短い文章を選択し、組み合わせて作るのだが、よく分からない作文になることもしばしば。全ての作文には動画があり、どんなわけの分からない作文にも映像が用意されている。というより、それを見せられる、見せつけられる。それはシンプルな線画のアニメだったり、CGアニメだったりするのだが、これがとことん駄洒落や脱力系ギャグのオンパレードなのだ。

具体的にできる作文の例を挙げてみよう。

「うんこ、だんめんず」 「うんこ、ともだち」

一体何を作文させられているのかという感じだが、前者を選ぶと、やたらに豪華なCGで描かれたうんこの断面図を見せられる。全体は4階層に分かれており、一階は多目的ホール、2階は体育館、3階はダンスホール、最上階は屋根裏だ。

後者を選ぶと、シンプルな線で描かれたアニメを見せられる。主人公のせがれが、うんこのともだちとかけっこをするが、ともだちを踏んずけてしまう、というもの。......う~ん何だか説明すればするほど余計に訳が分からなくなってゆくような気がするが気のせいだろうか?

segare

結局のところ、言葉を尽くすよりも実際にプレイして頂くのが理解の早道としか言いようがない。というのを結論とすれば、企画意図全否定になってしまう。こんな小さなコーナーにも何らかの存在意義がなくては連載が続かないではないか。何かこのゲームを的確に表す言葉はないだろうか考えろ、考えるのだ、俺! このゲームを端的に表す言葉、それは......

「バカ」

これ以外には考えられない! 「そんな結論ではゲーム制作に関わった人達に失礼じゃないか」とお思いの方もいらっしゃるだろうが、ご安心なさい。「せがれいじり」発売当時の雑誌広告のコピーが全てを雄弁に語っているではないか。

「つけるくすりは もはやない!」


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