世界初、3200メガピクセルのデジタル写真を撮影。暗黒物質調べるVRO用センサーの試験

毛穴まで…どころじゃない

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月9日, 午後 05:20 in Camera
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Jacqueline Orrell
Jacqueline Orrell

スタンフォード大学の研究者が、シングルショットとして世界最大、3200メガピクセルからなる写真を撮影しました。ひとくちに3200MPと言われてもなかなか想像できるものではありませんが、4Kテレビを378台並べてやっと表示できる解像度、約24km先にある白い点がゴルフボールだとわかる解像度だといえば伝わるかもしれません。

撮影にはチリに建設中の大型シノプティック・サーベイ望遠鏡(Large Synoptic Survey TelescopeまたはLegacy Survey of Space and Time: LSST)が備える「世界最大のデジタルカメラセンサーの一部が使われました。これはこの巨大望遠鏡の試験の一環であり、LSSTカメラチームはこのセンサー焦点面に画像を投影するため、150ミクロンのピンホールを使用したとのこと。

Greg Stewart/Jacqueline Orrell/SLAC National Accelerator Laboratory
Greg Stewart/Jacqueline Orrell/SLAC National Accelerator Laboratory

このセンサーは16MPのCCDを189個使って構成されており、それを21個の”ラフト”と呼ばれるユニットに区切って配置します。撮像には直接使われない特殊なラフトも4つありますが、全体としては、焦点面には32億画素が構成されます。

今回の写真撮影は、この総合して3200MPのセンサーが最初のテストをクリアしたことを意味します。まだLSST(VRO)の建設は続いており、今後も重要な段階がいくつかあります。最終的な動作確認試験は2021年に行われる予定となっています。

source:SLAC National Acelerator Laboratory

 
 
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