3D印刷中の失敗を自動発見しその場で修復する技術をNASAが支援。月面基地建設など応用可能

「あーっ!失敗してる」がなくなる技術

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月13日, 午後 04:00 in 3D printing
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ESA

NASAが、3Dプリンターの出力中に発生したワークの欠陥を自動的に検出し、その場で修復する技術を開発する企業への支援を決めました。この技術はまだまだ開発初期段階ですが、実用化すれば将来、3D印刷で月面基地や、再突入用遮熱板を作ることが可能になります。

この技術はカリフォルニア州のRekativity Space社が開発しているもので、3Dプリント出力したワークが失敗だったときにそれを検出、修復可能稼働かを自動判定して適切な処理を行います。NASAは米国の中小企業技術革新研究プログラム(Small Business Innovation Research:SBIR)の一環としてこれを支援し、半年間で最大12万5000ドルを提供します。

この技術が確立できれば、たとえば月や火星、その他の惑星に基地を作る際、その土地の材料を使って建設用資材を確実に作ることができるようになるかもしれません。そうなれば、重量にともない輸送コストが馬鹿にならくなる物資を、わざわざ地球から送る必要もなくなるはず。

また一般的な3Dプリンターにこの技術を持ち込めば、修復不可能なワークはその場で出力をやめて材料の節約が可能となり、出力に長時間かかった3D印刷オブジェクトをゴミ箱に放り込むようなことも、せずに済むようになるかもしれません。

source:Parabolic Arc

 
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関連キーワード: 3D printing, Relativity Space, space, Spaceflight, moon, Mars, NASA, news, tomorrow, gear
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