Mac Pro

アップル独自開発のM1チップを搭載したMacは比較的低価格にもかからず高性能さが驚かれましたが、それらを遙かにしのぐプロ向けデスクトップMacが準備中と噂されています。そんななか、40コアCPUを搭載した次期Mac Proや「ハイエンドMac mini」が開発されているとの予想が伝えられています。

BloombergのMark Gurman記者によると、次世代Mac Proの性能は次期MacBook Proの2倍または4倍、2つのモデルが用意されているとのことです。Gurman氏はアップルのインサイダー情報に詳しく、ときどき読者の質問に応じて噂話の答合わせをしています。

再設計されたMac Proの社内コードネームは「Jade 2C-Die」および「Jade 4C-Die」。それらは16個または32個の高性能コアと4個または8個の高効率コア、つまり合計20または40コアのバリエーションが予定されていると述べられています。またGPUについては64コアと128コアの2種類があるとのことです。

つまりCPUコア数は現行のインテルMac Proでの最大28コアを上回り、GPUは現在のAMD製(Radeon Pro Vega II Duo)を置き換えることになります。M1 Macは3機種とも外付けGPU非対応ですが、次期Mac Proでもこの路線が継承されつつ、自社開発GPUの性能を底上げしていく方針かもしれません。

この次期Mac Proは数か月前から開発が進められており、「来年(2022年)に予定されている」とのこと。また「2019年に発売された現行デザインの小型版のような外観」との予想は、以前の「現行Mac Proの半分サイズ」という見通しの繰り返しとなっています。

またデスクトップMacといえば、先日24インチiMacが発表(まもなく正式発売)されたばかりです。Gurman氏いわく、アップルはそちらの発売に集中するため「大型のiMac」の開発を一時停止しているとのことです。この情報は、27インチより大型モデルが準備中との噂話とも符合しています。

そして気になるのが「よりパワフルなバージョンのMac mini」でしょう。これは次期MacBook Proと同じチップを搭載して4つの(Thunderbolt 3)ポートを備える、現行の低価格Mac miniの完全上位版になると予想されています。ただし、次期Mac miniの発売は延期または中止される可能性があるとも但し書きされています。

M1 Mac3機種ともWebの巡回やオフィスワーク程度であれば問題ありませんでしたが、高解像度の動画編集やクリエイティブのプロユースでは荷が重いとの声もありました。次期Mac Proはそうしたニーズに応えそうですが、価格も前モデルの「フルスペックで574万円」を超えてゆくのか興味深いところです。

Source:Bloomberg