5Gに用いられる2種類の周波数帯「ミリ波」と「sub6」のうち、「ミリ波」は「sub6」の16倍高速とのデータが示されたとクアルコムが発表しました。

この調査結果は、ユーザーが自身の5G端末を使い、通信速度測定サービス「Ookla SpeedtestIntelligence」で実施したスピードテストの統計データに基づいています。

「ミリ波」は、28GHz帯といった高い周波数帯を指し、道路の『車線数』に相当する”帯域幅”を広く確保できることから、通信速度を飛躍的に高められる反面、電波の直進性が高く障害物の裏に回り込まない特性があり、広いエリアをカバーする難易度が高くなります。

一方の「sub6」は、6GHz未満の周波数帯を指し、ミリ波に比べると障害物の裏に回り込む性質が強いため、ミリ波ほどは広いエリアのカバーが困難ではない反面、広大な帯域幅は確保できない特徴があります。

現在市販の5Gスマートフォンは「sub6」だけに対応する端末と、「sub6」と「ミリ波」の両方に対応する端末の2種類にわかれています。Appleが日本で販売する「iPhone 12」シリーズは「sub6」のみの対応に留まっています。

Source:クアルコム

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