A worker climbs outside an Apple store in Hong Kong April 10, 2013. Apple apologised to Chinese consumers last Monday and altered iPhone warranty policies in its No. 2 market after more than two weeks of condemnation in the state-run media of its after-sales service. With its rare apology, Apple Inc went from pariah to praiseworthy in the eyes of China's state-controlled media, a lesson for other foreign firms not to underestimate the speed and power of the government press.   REUTERS/Bobby Yip (CHINA - Tags: BUSINESS SCIENCE TECHNOLOGY SOCIETY TPX IMAGES OF THE DAY) - GM1E94A11R201
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昨年末は3ヶ月連続で新製品発表(バーチャル)イベントが催されたあと、最後の最後でオーバーイヤーヘッドホンAirPods Maxが飛び出す怒濤の展開でした。令和3年の年初にも、未発表製品の足音が早くも……?

第6世代iPad miniは3月に発表?からアップルARメガネ(仮)、開発第2段階に?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

アップル、2021年内にARデバイスや失せ物追跡タグAirTags発表?有名アナリスト予測

アップルARメガネ(仮)、開発の第2段階に?軽量化とバッテリー持ちの改善に取り組んでいるとの噂

AirTags
Jon Prosser/ConceptCreator

近々に出ると見られながらも出なかった失せ物追跡タグAirTags(仮)と、あと数年後と思われていたアップルARデバイスが年内に出るとの噂話です。

有名アナリストMing-Chi Kuoの最新調査ノートによると、Airtagsの機能はユーザーが自分の鍵や荷物など持ち物につけて追跡でき、距離ができたときにiPhoneなどアップル製品上で通知が受けられるとのことで、数々の情報源が示唆していたことと一致しています。

すでにAirTagsの話題は1年越し、iOS 13ベータの「探す」アプリに紐付けるTileのようなアクセサリーの手がかりが見つかったことまで遡ります。それを裏付けるように競合するTile製品がアップル直営店から撤去され、iPhone 12発表直前には量産に入っているとの報道もありました

しかし2020年末のスペシャルイベント3回では、いずれも姿を現さず。「クリスマスのサプライズ」と仄めかされたものの、開発が難航していると見られていたAirPods Maxのみが登場。失せ物防止タグの方が行方不明になってますが、UWB(超広帯域)対応のU1チップにより室内でも高精度、ARアプリ上で探し物が風船のように表示されて見つけやすい仕組みも予想されており、部屋の中でモノが遭難しがちな人には待望のアイテムとなりそうです。

もう1つのアップル純正ARデバイスも、ついに噂になってから4年目を迎えました。

はじめKuo氏も「次世代の革新的なユーザーインターフェース」を備えて2020年登場と予想し、遅くとも同年第2四半期に量産に入ると述べていた経緯があります。

が、その後にアップル社内会議で2022年にARヘッドセット、2023年にARメガネをリリースすると説明があったとの噂が報じられ、少し未来になる可能性へと傾いています。

とはいえ、2020年夏にはARデバイス用のレンズを試験生産開始したとのサプライチェーン情報もあり、直近でも「開発の第2段階」に入って軽量化とバッテリー持ちの改善に取り組んでいるとの噂も伝えられています。いつ発売かはさておき、製品化に向けて着実に前進していると見てよさそうです。

第9世代iPad、薄くて軽くAirのようなデザインになるとの噂

Air

最も廉価な無印iPadは、アップル製タブレット人口の裾野を広げている立役者です。最近ではApple Pencilさえ対応したラインアップの次期製品が、上位モデルのiPad Airをベースに準備中との噂が届けられています。

中国サプライヤー筋いわく、画面サイズは10.2インチで前モデルから据え置きながら、厚みは6.3mm(第8世代は7.5mm)、重さは460g(同490g)とスリムな仕様になるとのこと。第3世代iPad Airはほんの少し薄くて軽いのですが、おおむね同じといって差し支えありません。

ほかTouch IDやLightningポート、フルラミネーションディスプレイやTrue Tone画面といった諸々の特徴も、ほぼ第3世代iPad Airからの引き継ぎです。アップルが過去の上位モデルのフォームファクターを新型エントリーモデルに流用したことは、第2世代iPhone SE(iPhone 8ベース)や第3世代iPad Air(iPad Pro10.5インチ(2017))などの前例があります。

第9世代iPadについては搭載SoCがiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicチップ、メモリ4GBになるとの中国方面からの情報もありました。もしも第3世代iPad Airベースが本当であれば、元をたどれば4年前のiPad Proがご先祖となり、息の長いデザインとなりそうです。

アップルカー(仮)発売は早くても5年後?「目的地を入力すれば何もせず到着」が目標のウワサ

AppleCar

アップルブランドのEV(電気自動車)ことアップルカー(仮)は今年9月に発売、あるいは3年以内に量産が始まるなど気の早い噂が相次ぎましたが、あと10年の半分はやってこないというBloomberg報道です。

アップル社内で自動運転技術プロジェクト「Project Titan」が長年にわたって続けられていると見られており、実際にテストカーがカリフォルニア州で走行している事実は公的機関により明かされています

しかしプロジェクトの行き先は車両そのものの開発と自動運転技術の間で揺れており、2016年には自動運転ユニットに絞り込んだと報じられ、2019年には200人を解雇したとの観測もありました。さらにAI担当幹部がトップに就任したとの噂も伝えられ、ハードウェアより自動運転ソフトウェアにハンドルを切ったとしてもおかしくないと思われました。

が、今回の記事ではアップルがテスラ元デザインやパワートレイン(動力を駆動輪に伝える装置類のこと)担当幹部を引き抜いていることを指摘し、再び車両全体を開発するという野心的な目標に戻っていると主張しています。そして最終的に目指すのは、ユーザーが目的地を入力しさえすればほとんど何もせず運転してくれること、と伝えられています。

とはいえ自動運転車は「5~7年後には準備が整うかもしれない」域にしか達しておらず、他の自動車メーカーに提供する自動運転技術の開発も並行して進めており、最終的にはそちらを選ぶ見込みもあるとのことです。

アップルはファブレス企業であり自社で車両を製造する工場を持たず、その能力を持つ自動車メーカーと協力する必要があります。この噂の直後に韓国・ヒュンダイとの交渉があり「まだ初期段階で決まったことは何もない」と報じられていましたが、自社ブランドの車両製造と他社への自動運転システムの提供、2つの可能性を含めて協議している最中かもしれません。

ミニLED搭載MacBook Airは2022年発売のウワサ。先にミニLED版MacBook Proが登場?

Air2022

M1チップ搭載MacBook Airの高性能を堪能しているユーザーにとっては、次期モデルがいつ・どんな新要素を備えて登場するかは気が気ではないはず。それがミニLEDディスプレイを搭載する一方で、2022年まで待つ必要があるとのサプライチェーン情報です。

アップル未発表製品の噂でおなじみの台湾メディアDigiTimesは、今年から来年にかけて複数のミニLED搭載が出るとの見通しを報道。2021年には11インチ/12.9インチiPad Proおよび16インチMacBook Proが、2022年にはMacBook Airが投入されるとのことです。

ミニLEDとは、従来の液晶+バックライト構造はそのままに、バックライトを微小なLEDに分割してローカルディミング技術と組み合わせることで「エリア毎に消灯」を可能とするものです。優れたコントラストやダイナミックレンジを実現しつつ、より軽い製品設計もしやすくなると期待されており、すでにサムスンが新型テレビに採用しています

DigiTimes報道は有名アナリストMing-Chi Kuo氏の予想とも一致しており、いよいよミニLED搭載MacBook Air(2022)の可能性が高まった格好です。ミニLEDは新技術ゆえに従来型の液晶ディスプレイより割高になると予想されますが、Kuo氏は「Appleシリコンのコストがインテル製CPUより大幅に安いためにミニLED分のコスト増は相殺できる」と述べており、どうにかAirのお手ごろ価格は守られそうです。

第6世代iPad miniは3月に発表?狭額仕様で画面は8.4インチに大型化の噂

iPad mini
Apple

前モデルから実に3年半ぶりに登場した第5世代iPad miniでしたが、すでに発売から2年近くが経過しました。いつもminiシリーズ存続が危ぶまれている感もあるなか、画面が大型化した第6世代モデルが3月に発表されるとの噂話が届けられています。

中国サプライヤー情報筋が伝えているのは、第3世代iPad Airのようにベゼルが薄くなり、Touch IDやLightningポートも続投という見解です。iPad Airも第2世代から第3世代への移行に際しては本体サイズはほぼ維持したまま狭額化により広い画面を確保しており、同様のアプローチが取られる模様です。

有名アナリストMing-Chi Kuo氏も「2021年前半に8.5インチiPad mini発売」を予測しており、あと数か月内に画面が大型化した次期iPad miniが出る可能性は高まっています。が、情報源によりUSB-Cコネクタ採用かLightningポート継続かは見解が分かれており、製品イメージは未だに固まっているとは言い難いのが現状です。どの噂にも言及されていなかった、第4世代iPad Airのような側面Touch ID+USB-C採用という嬉しいサプライズも期待したいところです。