Adobe
Shutterstock / Ken Wolter

Adobeは2020年12月31日、Flashのサポートを正式に終了しました。3年前に予告された通り実行され、2021年1月12日以降はローカルであってもFlashコンテンツの実行はブロックされる予定です。

ただしFlash Playerそのものはユーザーがアンインストールしない限りはシステムに残り続けるため、直ちにアンインストールするように強く推奨されています

なぜアンインストールが急がれるかといえば、Flash Playerがハッキングやマルウェアの標的になることが常態化しているためです。インターネット普及期にはマルチメディア機能を含むWebページを広く支えていたFlashコンテンツも、すでに2018年の時点では1日に1度読み込んだ人の割合が8%未満に低下していました

それでもFlash Playerがセキュリティホールとなっているためアップデートを定期的に提供せざるを得ない事態が続き、昨年12月12日ついに最終版がリリース。今後は一切のFlashコンテンツがブロックされる「はず」とはいえ、何か未知の攻撃に晒されない保証はないため、Flash Playerをシステムから取り除くことがユーザーの安全とイコールになるわけです。

とはいえ、iOSやiPadOSではそもそもFlashをサポートされたことがなく、iPhoneやiPadユーザーは何もせずに静観しても問題ありません。アップルの共同創業者で元CEOのスティーブ・ジョブズは2010年の公開書簡でFlash非対応の理由を述べ、セキュリティホールやモバイルサイトとの互換性、古いデコーダによるバッテリー消耗を批判しました。

その直接のきっかけは、実は当時のAdobeのCEOが電話に出なかったことでジョブズが激怒したから(下記ツイートに「アップルがiPhoneでFlashサポートをテストしていた」ことが明かされています)との裏話も暴露されていました。が、後にセキュリティ問題でWindowsやMacがFlashのセキュリティ問題で絶え間なく苦しめられたことを考えると、結局はジョブズが正しかったと言えそうです。

Flash Playerのアンインストール方法は、以下にあるAdobe公式サポートページをご参照ください。

Windows PC

Mac OS

Source:Adobe

Via:MacRumors