凸版印刷など3社がAIでガードレールの支柱腐食を点検するシステムを開発

走りながら撮影した画像をAIが解析

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年08月28日, 午後 01:00 in AI
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凸版印刷

2020年8月28日、凸版印刷、イクシス、ケー・エフ・シーは、AI画像解析を使用したガードレール支柱腐食点検システムを共同開発したと発表しました。

このシステムは、走行する車両から撮影した「ガードレールの支柱を映した動画」をディープラーニングによるAIで解析し、腐食の有無を自動で検出するというシステムです。

凸版印刷

腐食の有無だけでなく、支柱個体番号の採番も同時に行うため、補修が必要な支柱のある場所も瞬時に特定でき、点検作業の負荷や手間を減らせるといいます。

ガードレールの支柱など道路付帯設備の点検は、従来は作業員が目視で行っています。そのため、交通規制を実施する必要があったり、膨大な作業時間が必要だったりと、コスト面での大きな課題がありました。しかし、今回のシステムを導入することで、交通規制や作業員による実点検をする必要はなくなり、コスト削減につながるとのこと。

また、多くの人員を割く必要がなくなることは、コロナ禍中にある現在では非常に重要なポイント。感染対策としても有益なシステムだといえます。

現在は高速道路での運用のみとなっていますが、今後は本システムを一般道路、鉄道、構造物などにも活用できるよう用途拡大を図るとのこと。日本は高度成長期に建造された道路などのインフラ老朽化が今後の課題となっていますから、AIを用いた経年劣化の自動検出システムは、今後多くの場面で重宝されるようになるかもしれません。

Source:凸版印刷株式会社


 

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