AirPods Pro WWDC21
Apple

アップルのワイヤレスイヤホン AirPods Pro で、iOS 15の新機能「会話を強調」が使えるようになりました。

「会話を強調」は前方の話し声を強調して聴き取りやすくする機能。医療機器としての補聴器に替わるものではありませんが、聴こえに軽度の問題がある人のためのアクセシビリティ機能として導入しています。

AirPods Pro iOS 15 settings

「会話を強調」に必要なもの 

「会話を強調」を使うには以下の二つが必要です。

  • 最新の iOS 15 に更新した iPhone

  • ファームウェア4A400以降に更新した AirPods Pro

Proではない「AirPods」は非対応。Proはアクティブノイズキャンセルのために複数のマイクを搭載するなどハードウェアが異なるため、少なくとも現行の AirPods で使えるようになることはなさそうです。

AirPods Pro ファームウェアの確認・アップデート方法

AirPods Pro iOS 15 settings

AirPods Pro のファームウェア(内部ソフトウェア)を確認するには、iPhoneに接続した状態で、iPhoneの設定から「一般」「情報」「AirPods Pro 」と辿ります。

この「ファームウェアバージョン」が4A400または以降になっていれば対応です。

まだなっていない場合、アップデートが必要ですが、AirPods Pro を手動で能動的に更新する機能は用意されていません。何も考えずに「Just Works」で使えるよう、基本的にはいつの間にかアップデートしているものです。

ただ、バッテリー残量が少ない状態ではアップデートが始まらないこと、データは iPhoneからBluetooth経由で転送されることなどから、

  • AirPods Pro が iPhoneに接続できるか確認(ケースから取り出して接続するかどうか)

  • ケースに戻して、ケースも充電

  • インターネットに接続できる iPhoneをすぐ近くに置く

状態にしておけば、比較的早い時間でアップデートできるはずです。

AirPods Pro「会話を強調」の設定方法

iOS 15 AirPods settings

「会話を強調」は、AirPods Proの動作モードのうち、「外部音取り込みモード」時に働くカスタマイズオプションとなっています。

設定するには、iPhone に AirPods Pro を接続した状態で、

設定➡アクセシビリティ➡オーディオ/ビジュアル➡ヘッドホン調整➡外部音取り込みモード

と深く掘り進む必要があります。アクセシビリティ設定の項目一覧には「AirPods Pro」もありますが、会話を強調は「オーディオ/ビジュアル」以下にあることに注意。

AirPods ProをiPhoneに接続していない場合「外部音取り込みモード」の項目が現れません。

目指す「会話を強調」は、外部音取り込みモードのカスタマイズ項目の下の方にあります。

iOS 15 AirPods settings

外部音取り込みモードの設定では「会話を強調」のほかにも、外の物音を自然な聴こえ方よりも大きくする「増幅」や、片耳だけ聞き取りにくい場合の「外部音取り込みバランス(左右)」、音の高さを調整する「トーン」、ザーッという背景音を抑える「環境雑音除去」といったカスタマイズが可能です。

コントロールセンターから素早く「会話を強調」設定

AirPods Pro iOS 15 settings

iPhoneの画面上から下に引っ張って開く「コントロールセンター」の「聴覚」👂アイコンからも設定項目に素早くアクセス可能です。

コントロールセンターに耳のアイコンがない場合、設定➡コントロールセンターから探して、緑の「+」をタップして追加できます。

聴覚のショートカットは設定項目が多く上下にスクロールしないと全部は見えませんが、「会話を強調」は一番下にあります。

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