AirPods
52Audio

2019年3月に「ヘイSiri」に対応した第2世代AirPodsが登場してから、はや2年。そろそろ内蔵バッテリーの消耗も気になるなか、第3世代AirPodsの量産が2021年第3四半期から始まるとのアナリスト予測が伝えられています。

ウワサの発信源は、アップル未発表製品の予測に定評あるアナリストMing-Chi Kuo氏による投資家向けノートです。2021年第3四半期に量産が始まるということは、出荷や発売は早くても2022年末内ということになります。Kuo氏は以前、第3世代AirPodsが2021年前半に発売されると述べていましたが、ひっそり延期されたかっこうです。

最近になってAirPods 3(仮)と称される画像は相次いで公開されており、的中率97.8%を誇るリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Kang氏も「出荷準備はできている」と発言しています。そのため3月23日と噂されるスペシャルイベントで発表される可能性が高いと見られていました。

それ以上に興味を惹かれるのが、今後のAirPods出荷台数に関する見積もりです。Kuo氏は2021年第1四半期から第3四半期までに前年比で約25%も減って5500万台になると予想。そしてAirPods 3の需要が予想を上回る場合は、第4四半期は前年同期から横ばいの2300万台とのこと。2021年を通してのAirPods全体の出荷台数は7800万台となり、2020年の9000万台から減る見込みと述べられています。

Kuo氏はAirPodsが出荷台数を減らしていく原因として、完全ワイヤレスイヤホンでの競争の激化と市場シェアの喪失を指摘しています。

すなわちアップル製品の競争上の優位は「ハードウェア、ソフトウェア、サービス」というエコシステムの統合を提供することで、たとえばiPhoneはApp Storeと開発者のエコシステムが強靭なため、市場シェアが低下しながらも出荷台数は成長を続けていられる。しかしAirPodエコシステムの中核であるSiriは競争優位性が高くないため、競合他社の品質改善と低価格戦略により差が縮まっていると分析されています。

Kuo氏はアップルがAirPodsの出荷台数を持ち直したければ、競合他社との差別化を図るため、健康管理機能などハードウェアの革新が必要だと述べています。実際AirPodsに健康モニタリング機能が追加される噂は以前からありますが、そう遠くない未来に実現するのかもしれません。

Source:MacRumors