ゲーミングPCで有名な米デル傘下のAlienwareブランドは、自宅内におけるPCゲームストリーミングシステム「Concept Nyx」を発表しました。

ゲームのストリーミングと聞くと米Googleの「Stadia」などを連想しますが、今回のConcept Nyxは遠隔地のサーバーではなく自宅のPCでゲームを動作させ、手持ちのデバイスで遠隔プレイするというもの。むしろ、PlayStationのリモートプレイやXboxのコンソールストリーミングに近いものです。

Concept Nyxにて披露されたデモでは、自宅内で2タイトルのゲームを同時に配信しプレイする様子が確認できます。それぞれのゲームは配信先のデバイスをリアルタイムで切り替えたり、あるいは1つのデバイスの画面を分割して同時に表示させたりと、柔軟なプレイが可能です。

Concept Nyxのシステムの詳細は発表されていませんが、デモでは巨大なゲーミングデスクトップが利用されていました。。実際に『サイバーパンク2077』と『ロケットリーグ』の同時プレイも披露されましたが、ゲームは小さなウィンドウで実行され、またfpsも低いなど、正式ローンチまではまだまだ完成度を上げる必要があるようです。

デルとAlienwareのゲーム分野への取り組みといえば、以前には「Nintendo Switch」風のポータブルゲーミングPC「Concept UFO」を発表したものの、製品化には結びつきませんでした。しかしConcept UFOのコントローラーが今回のConcept Nyxにも流用されている点を参考にすると、Concept Nyxもなんらかの形で日の目を見る日が来るのかもしれません。

Source: Alienware