米Amazon、3月1日~9月15日に従業員1万9816人が新型コロナ陽性。多くの地域で一般に比べ少なめ

ミネソタ州だけなぜか多い

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年10月2日, 午後 02:30 in Amazon
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Spencer Platt via Getty Images
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米Amazonが新型コロナウイルス感染症対策に関する透明性が欠けているとニュースメディアNBCが報じた翌日、Amazonはこれまで従業員に対して実施した検査数と陽性と判定された従業員数に関するデータを公表しました。

このデータによると、3月1日から9月19日の間にAmazonおよび子会社のWhole Foodsに勤務した137万2000人のうち、1万9816人が新型コロナウィルスに陽性(または陽性疑い)と判定されました。

Amazonのような業種では、ほかに授業員の新型コロナウィルス感染者数を明らかにしている企業がないため、この数字が多いのか少ないのかは判断しかねるところです。これに対しAmazonはジョンズ・ホプキンス大学が集計した同じ時期の米国の感染者の割合(地域や年齢層を考慮したもの)を比較対象に挙げ、これが、3万3952人になることを指摘。それに比べてAmazon従業員の感染割合は少ないと主張しました。さらに細かく州ごとの集計に照らし合わせた場合でも、Amazon従業員のほうが優秀な数値になるとのデータを示しています。

以前より、物流倉庫従業員の感染率はどこも周辺地域のそれよりも低いとAmazonは主張してきました。しかしCNBCによれば、ミネソタ州についてはAmazonの倉庫従業員1000人あたり31.7人が感染していることが判明しています。これは州の住民の感染率1000人あたり15.8人の倍近い数字で、さらにAmazonが予測していた1000人あたり19.1人よりも多いことから、この地域の従業員からは不満の声があがっていると報じられています。

Amazonは、従業員に対する感染検査を迅速に行うため、プログラムマネージャー、調達スペシャリスト、ソフトウェアエンジニアといった職種毎に調査分析の専任チームを構築したと述べ、新型コロナウイルスの検査体制のために独自の研究部門を構築しているとのこと。

なお、新型コロナウイルスのパンデミックによって人々の通販利用が増えたためか、世界的に景気が後退するなかでAmazonの事業は好調を維持しています。また物流センターにおける災害多発が報じられる一方で、CNNによるとジェフ・ベゾスCEOの個人資産は数百億ドルも増加したとのことです。

source:Amazon(1),(2,PDF), CNBC


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