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10インチディスプレイ付き、Amazon Echo Show 10

Amazonは8月19日(木)23:59までの3日間「タイムセール祭り」を開催中です。

Amazonタイムセール祭り【8/17 9:00 - 8/19 23:59】

タイムセール祭りではAmazon Echo Show 10が24%OFFの2万2980円で販売中です。

以降では以前Engadgetにて掲載したNobuyoshi Koderaさんによるレビューを再度お届けします。

Echo Show 10(Amazon)

AmazonのスマートスピーカーEchoシリーズの中には、ディスプレイを備えたEcho Showというラインアップがあります。これまでEcho Show 5、Echo Show 8と順調にサイズを拡大してきたわけですが、大方の予想通りその次はEcho Show 10でした。

「Echo Show 10」レビュー、画面回転は場所次第で便利

ディスプレイがくるっと回る「Echo Show 10」ショートインプレ

これまでディスプレイ付きスマートスピーカーは、いわゆる目覚ましアラーム型といいますか、ベッド脇のサイドテーブルに置くような使い方を想定した製品が多く出ています。同じ10インチディスプレイ搭載ということではGoogle Nest Hub Maxがありますが、こちらも台座に固定されたタブレットといった格好です。

一方Amazon Echo Show 10は、Echo Studioを小型にしたような円筒形のスピーカーに、「お面」のような格好でディスプレイが付いています。しかも底部に回転機構があり、350度の範囲でスピーカーごとディスプレイが回ります。前面にあるカメラで人の存在を検知し、そちらのほうに顔を向けるわけですね。これは新しいです。

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おでこにお面を貼り付けたような独特のスタイル

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ディスプレイのヒンジ部分

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ディスプレイ右肩にカメラ

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底部に本体を回転させる機構がある

実はディスプレイ付きのEchoを触るのは始めてだったので、電源繋いで張り切ってスマホ片手にスタンバイしてたんですが、なんとセットアップはEcho Show 10のディスプレイだけですべて完結してしまいました。そうか、タッチディスプレ

イあるもんね…そりゃそうよね…。

■どこまでもステレオが追いかける音楽再生

ではまず音楽再生から試してみます。ディスプレイの右端から左にスワイプすると、サービスメニューが出てきます。そこで「ミュージック」を選択すると、Amazon Music HD提供の楽曲が再生できます。もしくは音声でAlexaに呼びかけですね。そこは従来のEchoと同じです。

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Echo Show 10の音楽再生画面

スマホ版のAmazon Music HDアプリでは、好みの楽曲をアーティスト別にリスト化したり、プレイリストを作ったりできますが、Amazon Echo Show 10の画面上ではそれらのリストにはアクセスできないようです。指定の楽曲を聞くには、従来通りアプリで音楽の再生先をAmazon Echo Show 10に指定するという作業が必要になります。

ご承知のようにAmazon Music HDは、いち早くハイレゾ(Ultra HD)や3Dオーディオのストリーミングに対応しました。しかし残念ながらAmazon Echo Show 10はハイレゾ再生には対応していないようで、すべての楽曲は「HD」クオリティで再生されます。

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本機のスピーカーは、正面に向かってハの字に開いた位置に取り付けられた1インチツイーターと、上向きにセットされた2.5インチウーファーからなる、2.1chステレオシステムです。上向きスピーカーはありますが、ウーファーですので音の指向性が薄く、3Dサウンドの再生も対応しません。

しかし音質としては十分なウーファのおかげで、サイズ感に見合わぬ低音を聴かせてくれます。音のスケール感としては、Echo第4世代(球体のヤツ)と同クラスかと思います。

一方ツイーターの音はディスプレイに遮られる格好になりますので、ニアフィールドで聞くと、他のEchoよりも音がオフな感じに聞こえます。高域の特性が落ちて聞こえるのは、残念なところです。

一方離れたところから大きめの音量で聞くと、ディスプレイ裏の反射も使って音を広げる格好になりますので、かなり広いスレテオイメージとして聴く事ができます。近くに置いて聞くよりも、離れたところに置いて聞くと満足度が高いでしょう。

またディスプレイの回転機構がいい仕事をします。ユーザーの位置に対して常にディスプレイを正面に向けようとしますので、ユーザーがどの位置に移動しても、常に正面からのステレオサウンドを聴く事ができます。なんとしてもユーザーにステレオで聴かせようと必至に追従してくる姿は、なんともけなげです。

いやしかしこの回転機構とステレオスピーカーの組み合わせ、なかなか相性がいいですね。ディスプレイの有無にかかわらず、常にユーザーに対して正面を向く円筒形スピーカーというのは、今後需要がありそうです。

■次世代の動画再生体験

続いて動画再生を試してみます。「ビデオ」から利用できるサービスとしては、Amazon Prime Video、Netflix、Youtube、Bing(WEB検索)、Paravi、ひかりTVとなっています。

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「ビデオ」のホーム画面

今回はいつも画質評価のリファレンスにしているAmazon Prime Videoの「ジャックライアン シーズン1 エピソード4」でテストします。

ディスプレイは1280 x 800で、実は8インチのEcho Showと解像度は同じです。ですが非常にハイコントラストで精細感の高い表示です。この作品では砂漠の暖色のシーンと寒冷地の寒色のシーンが交互に来るんですが、どちらのシーンも正しい発色で楽しめます。10インチサイズは、テレビやPCよりは小さいけどスマホよりデカいという絶妙なサイズ感で、脇に置いて「ながら見」しながら別の作業をするみたいな用途には最適かと思います。

音がゴージャスなので、ディスプレイが小さい割には視聴の満足度は高いです。キッチンカウンターに置いてお笑い番組見ながら料理するみたいな使い方もいいですね。ボリュームを上げなくても音抜けがよく、動き回っても常にディスプレイが自分の方を向いてくるので、ちょうどいい向きに置けないみたいなことがありません。

注意点としては、回転径のぶんだけ周りを開けとかないといけないので、ものがぎゅうぎゅうにあるところや倒れると困るものがあるところでは使用しない方がいいでしょう。一応ものにぶつかると回転が停止するセンサーはありますが、軽いものだとそのまま回ってしまいます。筆者はこれで綿棒の入ったケースをテーブルから落としてしまい、床に綿棒が散乱するというヒドい目に合いました。

ディスプレイの付いたスマートスピーカーは、音声ではなく画面操作で、スマートスピーカーの機能が使えるのがポイントです。音声ではなかなか目的の情報までたどり着けない人や、いちいち喋るのがめんどくさい人には最適なアイテムかと思います。

これだけの機能が揃って29,980円は、かなり安いと言えるでしょう。

Echo Show 10(Amazon)