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アップルが、Android版Apple Musicアプリでのロスレスおよび空間オーディオ対応を提供しはじめました。この変更はリリースノートには記されずにしれっと行われているようです。

アップルは今年5月、Apple Musicにおいてハイレゾ・ロスレスフォーマットへの対応と、空間オーディオを提供する予定であることを発表し、Amazon Music HDやTidal HiFiのように没入感ある体験をユーザーに約束しました。そしてiOS / Macユーザーには6月にこれをリリースしています。

記事執筆時点では、Apple Muscでのハイレゾ・ロスレスや、Dolby Atmosを採用した空間オーディオ機能はまだ一部の楽曲が対応するにとどまり、順次追加していく予定になっています。アップルは最終的には7500万曲すべてがロスレス対応するとしています。

なお、Apple Musicで空間オーディオを楽しむにはH1またはW1チップを搭載したAirPodsやBeatsイヤホン / ヘッドホン、最新のiPhone、iPad、Mac搭載のスピーカーで聴く必要があります。

またハイレゾ・ロスレスフォーマットの楽曲を楽しむにはアップルのハードだけでなく、外付けのUSB-DACなどが必要です。Bluetoothによるワイヤレス伝送もハイレゾに対応していません。またLightning-3.5mmイヤホン変換ケーブルは48kHz/24bitまでの対応のものがほとんど。そのため、iPhoneでハイレゾ対応楽曲をハイレゾ再生するためのハードルは意外と高くなっています。

一方で、Androidデバイスの場合本体内蔵のDACがハイレゾに対応していたり、そうでなくてもデバイスの多くが採用するUSB-Cを3.5mmイヤホンジャックに変換するDAC内蔵ケーブルで96kHz/24bitや192kHz/24bitのハイレゾ再生に対応するものが数多くあります。したがって、単純にApple Musicでハイレゾ対応楽曲を楽しむのならAndroidデバイスのほうが簡単、といえるかもしれません。

ちなみに、Windows版iTunesアプリケーションもApple Musicのハイレゾ再生には対応していません。これはiTunes側で対応すれば良いだけのはずですが、こちらもまだ対応する気配はありません。

Source:MacRumors