Touch ID

今年も9月に入り、フラッグシップiPhone 13(仮)シリーズの発表が間近に迫っている(おそらく9月内)と見られるタイミングですが、今年(2021年)は去年の同時期よりもAndroidユーザーがiPhoneに乗り換える意欲が低くなっている可能性を示すアンケート結果が、米国にて公開されています。


このアンケートは、中古スマートフォン販売業者SellCellが米国のAndroidデバイス所有者5000人を対象に行ったもの。それによると「iPhone 13が発売されたら乗り換えを検討する」と回答したAndroidユーザーは18.3%となっており、昨年1年前の33.1%から減っているとのことです。

なぜiPhone 13に興味がないのか。その理由の内訳は、「iPhoneに指紋スキャナがない」(31.9%)、「iOSはカスタマイズが不自由」(16.7%)、「iOSでのアプリのサイドロード(公式ルート以外でのアプリ導入)の制限」(12.8%)、「AndroidスマホはiPhoneよりもハードウェアが優れている」(12.1%)、「iCloudの写真スキャン(CSAM=児童虐待画像の検査)の押しつけがましさ」(10.4%)といったところが大きなところとなっています。


もともとはiPhoneが先駆けとなった指紋認証は、2021年現在ではAndroid端末の定番となっている一方で、フラッグシップiPhoneでは非搭載となっています。

それに代わる顔認証のFace IDも迅速かつ安全ではありますが、新型コロナ禍のもとでマスク着用が日常となっている中では不便さが目立つことに。それでもアップルはFace IDをあきらめず、マスクを着けたりメガネが曇っていても認証できるFace IDをテスト中と噂されています

とはいえ冷静に考えると、屋外でのマスク着用の状況については、昨年と今年でほぼ同じ。またその他の要因も前回の調査とほとんど変わっていないため、SellCellは「iCloud画像スキャンに関連する潜在的プライバシーや不正使用の懸念に関する最近の論争」が購入意向の低下に最も影響を与えている要因だと分析しています。

実際、児童虐待対策のためのiCloudスキャンが発表された際、セキュリティやプライバシーの専門家のほか一般ユーザーからの反発も激しく、アップルも追加の説明を余儀なくされていました




なお今回の調査では、これとは逆に、乗り換えを検討している人にとって魅力的なiPhoneの機能トップ3も明らかとなっています。

まずトップが「ソフトウェアのサポートが長い」(51.4%)、次いで「アップルのエコシステムとの統合」(23.8%)、第3に「プライバシー保護が充実している」(11.4%)といったところです。

また乗り換え先としたいiPhoneとしては、最大サイズで6.7インチの「iPhone 13 Pro Max(仮称、以下同)」が39.8%と最も多く、次に6.1インチの標準モデル「iPhone 13」(36.1%)、6.1インチの「iPhone 13 Pro」(19.5%)、5.4インチの「iPhone 13 Mini」(4.6%)の順となっています。

ここでも最小サイズのminiが不人気との噂が補強されたかっこうであり、iPhone 13 miniが予想通り(当面は)最後の5.4インチとなるのかもしれません。


Source:Sellcell

via:9to5Mac