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モバイルバッテリーやUSB ACアダプタ大手のアンカーから、最大100WのACコンセント搭載ながら(いわゆるポータブル電源ではなく)モバイルバッテリーの範疇に入るサイズ感を実現した、注目モデルが発売となりました。

モデル名は『Anker PowerHouse 100』。価格は1万3900円(税込)と、こちらもモバイルバッテリーの範疇(もちろん一般的なモデル比では高価ですが)。嬉しいことに、本体充電用の45W USB Type-C ACアダプタ(しかも人気の『PowerPort Atom III 45W Slim』です)とUSB-C to Cケーブルも付属しての価格です。

バッテリー容量は27000mAh(97.2Wh)で、航空機でも手荷物として持ち込めるほぼ上限。本体サイズは縦長にした状態で、約120×201×31mm(幅×高さ×厚さ)、重量は約862gと、コンセントのサイズや出力回路の規模もあってさすがに大きく重め。ですが、ACコンセント対応モデルとして見ると(これでも)現行機種の中でも群を抜く小ささと重量です。

Anker PowerHouse 100(Amazon)


▲ACコンセント側の出力は最大100W、USB端子を含めた総計では最大160Wと大出力。機器4台への同時出力も可能です

もう一つの特徴は、AC以外にも3基のUSB端子を備え、またその全てに同時出力ができる点。AC側の最大100Wに加え、最大45WのUSB Type-C端子、そしてUSB Type-A端子×2基(2基の小計で最大15W)が同時に使えるため、総合最大出力はなんと160Wに上ります。

とくにモバイルバッテリーをヘビーに使うユーザー、あるいは非常用にと考えている方などにとっては、この「同時使用制限がなく、接続するだけでほぼ最大出力で充電が可能」という点は非常に頼もしい仕様であることがお分かりいただけるはずです。

さらにAC出力は(バッテリーなのである意味当然ですが)純正弦波仕様。家庭用電源との(波形レベルでの)互換性の高さから「ほとんどの精密機器にも利用いただけます」ともアピールされています。

なお、USB Type-C端子の制御仕様は、アンカー独自の「USB PD互換」仕様である『PowerIQ 3.0 (Gen2)』。5V時も(2.4Aではなく)しっかりと3A出力です。その他の電圧と電流の組み合わせは9V/3A、15V/3A、20V/2.25Aです。

▲ACコンセント端子にはラバーキャップも搭載。非使用時における水分やチリの混入を防げます

また、ACコンセントの仕様は110V/0.91A、周波数60Hz、最大出力100W(瞬間最大出力は125W)。USB Type-A側は5V/3A(各ポート最大12W、合計最大15W)という仕様です。

合わせて、USB Type-Cは入力(本体充電)端子兼用タイプ。本体充電時はUSB PD対応ACアダプタなどで、最大45Wまでに対応(さらに先述したように、本体にも45W ACアダプタが付属します)。なお、充電時間(容量ゼロからフル充電)は最短で約3時間です。

さらに緊急用電源として昨今搭載機種の多いLEDライトも、もちろん搭載。明るさの異なる複数のライトモードや、SOS用のフラッシュモードを搭載することから、照明や救命信号としての利用も謳われています。


▲USB Type-C端子は入力(本体充電)兼用タイプで、フル充電は約3時間。単体でも人気の『PowerPort Atom III 45W Slim』が付属するのも嬉しいところです

このようにPowerHouse 100は、これまで高価かつ大柄で重かったACコンセント搭載モバイルバッテリーを、一挙に手頃で身近なものとするような立ち位置の製品。

さらに価格や本体のサイズと重量という点を抜きにして機能面だけで見ても、100Wというコンセント出力の大きさや、同時出力時の出力制限がほぼない便利仕様という点など、従来のコンセント付きモデルに比べて大きな優位点を持っています。

これまでACコンセント付きタイプはそもそも製品数自体が少なかった市場ですが、ともすれば本機はそうしたジャンルを広げるゲームチェンジャー的製品ともなりそうです。

「ポータブル電源の便利さは承知しているのだけれど、価格や大きさが……」というユーザーにとって“刺さる”場合も多そうな本機は、ポータブル電源を検討中の方だけでなく、使い勝手に優れた大容量バッテリーを探しているというユーザーにも検討してほしい製品です。

Anker PowerHouse 100(Amazon)

Source:アンカー 製品ページ

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