Anker
Valentina Palladino / Engadget

アップルは昨年のiPhone 12シリーズを発表した際に充電アダプタの同梱を(旧モデルを含めて)やめており、その方針は今年のiPhone 13シリーズでも踏襲されています。

この決定はユーザーからは好評とは言えず、またブラジルなど一部の国は規制当局が調査した上でアップルに罰金を科すこともありました。

しかしiPhoneなどの周辺機器で知られるAnkerのCEOは、おかげで非常に助かっていると語っています。


Anker社のCEOであるSteven Yang氏はThe Vergeの取材にて、アップルがiPhoneに充電器を同梱しない決定がビジネスにとって追い風になったと述べています。

同社の独自調査によると、以前は多くのユーザーが充電アダプタを購入せず、約50%が古い充電器を使っていたとのこと。しかしアップルが方針を変えたあと、ますます多くの人々が充電器を単品で買うようになっているそうです。


Yang氏は楽観しているばかりではなく、ほとんどの人は「アップルやサムスンの充電アダプタを買いに行く」と予想しています。それでもサードパーティの充電器ブランドにとっては、自社の製品が「小型であること、高出力に耐えられること、すべてのブランドのすべての機器を充電できる」といった強みをユーザーに伝えるチャンスだと述べています。


昔の充電器を使い続けることに関しては、すでにAnkerの充電器を購入しているiPhoneユーザーに関しても同じ懸念があるはず。Yang氏はそうした指摘を認めつつも、より効率的で小さなGaN充電器の開発を推進してきたこと、今年は第2世代の「GaN II」を採用したこと、来年には「GaN III」を発売する予定だとアピールしています。

アップルがiPhoneに充電器の同梱をやめた後、、サムスンも今年初めのGalaxy S21シリーズ以降は(アップルをからかった数ヶ月後に)それに続いています。今後、中国のスマートフォンメーカーも同調して充電器の同梱を打ち切るとすれば、Ankerなどアクセサリーメーカーにとってのビジネスチャンスはさらに大きくなりそうです。


Source:The Verge

via:Wccftech