SignTime
Apple

アップルは20日より、一部地域でリアルタイムに手話通訳のサポートが受けられるサービス「SignTime」の提供を開始しました。これはアップルの「アクセシビリティ(障がいのある人などにとっての情報やサービスへのアクセスしやすさ)は人権である」という信念を示すものであり、iPhoneやiPad、Apple Watchでのアクセシビリティの大幅な改善予告と並行して発表されたかたちです。

このSignTimeという新サービスでは、Webブラウザを経由して手話によりAppleCareおよび直営店のカスタマーケアとコミュニケーションを取ることが可能となります。米国ではアメリカ手話(ASL)、英国ではイギリス手話(BSL)、フランスではフランス手話(LSF)が使えるとのことです。

またアップル直営店を訪れるユーザーはSignTimeを使って、事前の予約なしに手話通訳にリモートでアクセスすることもできます。今年2月から一部地域の直営店では事前予約制で手話通訳サービスをリクエストできましたが、リモートを活用して予約が不要となりました。

SignTimeはまず米国、英国、フランスで開始され、今後その他の国にも拡大していくと予告されています。日本でもいずれは利用できるようになると思われます。

年内には上半身に不自由あるユーザーがApple Watchをディスプレイに触れることなく(AssistiveTouch)操作でき、iPadでは他社製の視線追跡デバイスに対応して目だけで操作が可能となり、iPhoneの画面読み上げ機能VoiceOverも進化を遂げる見通しです。アップル製品に限らず、誰もがデジタル機器を通じて快適に生活を送り、円滑にコミュニケーションが取れる未来がやって来ることを祈りたいところです。

Source:Apple