140W AC adapter
Apple

今月19日に発表および予約開始された新型MacBook Proのうち、16インチモデルのみ140W USB-C電源アダプタが同梱されます(14インチは67W)。この140W USB-C電源アダプタが従来のシリコン系ではなく、アップル初のGaN(窒化ガリウム)技術を採用した充電器であることが明らかとなりました。

この事実は、アップルがThe Vergeに対して認めたものです。もしもGaN技術を使っていなければ、140Wものワット数から、かなり大きなサイズになっていたはず。すでにAnkerBelkinなどサードパーティ各社がMacBookシリーズに対応を謳った充電器を発売済みですが、ようやくアップル純正でGaN製品が登場することになりました。

またアップルは、本製品がUSB-C Power Delivery 3.1規格に対応していることを認めています。つまりこの充電器は、規格に対応する社外製品の充電にも使え、逆に新型MacBook Proがこの規格に対応する社外の充電器で充電できるということを意味します。

さらに、新型MacBook Proの急速充電については、16インチモデルの急速充電はMagSafe端子のみで可能(通常の充電はThunderbolt 4経由でも可能)なのに対して、14インチモデルはMagSafeまたはThunderbolt 4ポートのどちらでも急速充電できるといったことも明らかになっています。特に14インチモデルは携帯性を重視するユーザーの需要が高いはずなので、MagSafe充電器より入手しやすい社外のUSB-C充電器が対応するのは有り難いことかもしれません。

過去を振り返れば、2020年初頭にアップルがGaN採用製品を準備中かもしれないとの噂が中国方面から報じられていました。当時からすでにアップル純正の電源アダプタは他社のGaN製品よりも倍ほど重いと指摘されていましたが、その頃から新型MacBook Proとセットで140W電源アダプタが開発されていた可能性もありそうです。

この新型140W USB-C電源アダプタは、新16インチMacBook Proに同梱されるほか、単品でも1万800円(税込)で販売中です。ただし10月20日現在では配送は11月12日~19日となっており、新MacBook Proの発売日である10月26日には間に合いそうにありません。

Source:The Verge