iPhone 12 mini
iPhone 12 mini
Apple

アップルは2021年度の第2四半期(1~3月)を発表し、売上高は54%増で1~3月期としては過去最高を更新したと明らかにしました。

またその後の電話会議の中では、ティム・クックCEOがiPhone 12やiPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxの売上げが好調だったと語りながらも、iPhone 12 miniにはノーコメントだったと伝えられています。


同社の1〜3月期売上高は、前年同期比54%増の895億8400万ドル。純利益は同110%増の236億3000万ドルだったとのこと。

iPhoneの売上高は479億3800万ドル (前年同期は289億6200万ドル)、Macは91億200万ドル (同53億5100万ドル)、iPadは78億700万ドル (同43億6800万ドル)、ウェアラブルとホームおよびアクセサリは78億3600万ドル (同62億8400万ドル)サービスは169億100万ドル (133億4800万ドル)であり、いずれも2ケタ%の増加だと発表しています。

当然ながら全世界での売上も大幅に増えていますが、なかでも顕著なのが中華圏での177億2800万ドルであり、前年の94億5500万ドルから実に87.5%もの伸びを記録しています。

米国での大統領選挙後も中国に対する風当たりの厳しさは変わらず、新疆ウイグル自治区での人権問題が注目を集めている一方で、中国のApp Storeからは多数のゲームやアプリが消される動きもありました。今後アップルは米中のはざまで、いっそう難しい舵取りを迫られそうです。


さて上記の電話会議にてクックCEOは、iPhone 12シリーズの売れ行きを尋ねられて「iPhone 12が最も人気があります。ProとPro Maxの売上も非常に好調で、ご覧いただいている収益は、台数の伸びと1台あたりの収益の伸びの関数です」と応えています。

4機種のうち3機種の勢いを強調しているために、逆に言及されていないiPhone 12 miniの不振ぶりが浮き彫りとなった印象があります。

アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も、miniモデルは2021年のiPhone 13(仮)シリーズが最後となり、2022年モデルでは廃止されると予想していました


iPhone 12 miniに関しては、中国を初めとした全世界で大画面モデルが好まれる傾向があること、小ぶりな画面サイズとしてiPhone SE(第2世代)という低価格モデルがあることに加えて、新型コロナ禍で外出制限されている状況下では、携帯性よりも広い画面が好まれたという逆風が吹いたのかもしれません。

欧米でワクチン接種が進み、人々が再び屋外に戻ってくることで、iPhone 13 mini(仮)が好調となり、将来の手のひらハイエンドモデルへと繋がるよう祈りたいところです。

Source:Apple,MacRumors