AirPodsStudio
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アップルが12日(米現地時間)に配信開始した開発者向けiOS 14.3ベータ1内から、未発表製品2つの手がかりが見つかったと報告されています。

いずれもアップル関連情報サイト9to5Macが、自ら解析の結果として伝えていることです。まず1つ目は、内部システムファイルに新たなアイコンが追加されたこと(下記画像)。これは9月に流出したアップル純正オーバーイヤーヘッドホン「AirPodsStudio(仮)」と称される画像と似ています。

AirPodsStudio

アップル製オーバーイヤーヘッドホンの噂は、2018年から2年越しに囁かれている経緯があります。今年に入ってから噂は活発化しており、3月にはiOS 14ベータ内からグリフ(アイコン)などが発見され、4月にはBloombergが少なくとも2タイプが開発中だと報道。そのプロトタイプは「回転する楕円形のイヤーカップと薄い金属製のアームで繋がれたヘッドバンドで構成」と表現されていました。

また情報筋の話によれば、本製品には身体の各所を検出するセンサーが内蔵されており、頭や首にかけると一時停止ないし再生したり、耳の左右を判別して音の左右を自動的に入れ替えるシステムもあるとしています。そしてAirPods Proと同様にアクティブノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモードもあると述べられていました。

一時は年内に発表・発売も有力視されていたAirPods Studioですが、記事執筆時点では「製造に大きな問題を抱えており、12月末までの出荷は難しい」との観測がもっぱらです

もう1つは紛失防止や失せ物追跡タグことAirTags(仮)。こちらはiOS 14.3ベータ内にユーザーにセットアップを手引きする動画や画像が見つかったとのことです。

もともとAirTagsの可能性が浮上したのは2019年のiOS 13ベータ内で手がかりが見つかったことが始まりで、アップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も「2020年末までに数千万台が出荷される」との見通しを示していました。さらにはアップル自らが公式動画に「AirTags」の名前をうっかり出してしまったこともあります。

さてiOS 14.3ベータ内には、コード名「Hawkeye」と名付けられた隠しセクションがあり、それはAirTagsのみならずTileなどのサードパーティ製追跡アクセサリーの使用も想定されていると伝えられています。

具体的には「Find My」(日本名は「探す」)アプリにて追跡タグを設定し、バッグやスーツケース、キーチェーンなどの持ち物にタグを付けて、「探す」ネットワークを介して追跡するようユーザーに案内しているとのこと。

そしてコードからは、すでにiPhoneやiPadなど自社デバイスで実現しているように、登録されたAirTagsやその他のアクセサリーが、Bluetoothを使用してオフラインでも追跡できることが確認されたと述べられています。

このAirTagsも「本物」に基づいたというレンダリング画像が公開され、今年10月と11月のスペシャルイベントで公表される期待が高まっていたものの、結局は姿を現していません。

記事執筆時点ではその後の噂も途絶え、AirTagsが年内に発表される可能性は低いとも思われます。ともあれ、iOS最新ベータ版で生存確認されたということで、気長に待ちたいところです。

Source:9to5Mac(1),(2)